経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

脳回線つくりツール

2011年05月27日 | Weblog
私の考える情報管理の中身としては、
情報の収集、取捨選択、共有、公開性、継続性・・・、
そしてtodo ,PDSである。

これら、脳力開発でいう「脳の回線づくり」を包括した
「MMAP」(マルチ・マネジメント・アクション・プログラム)
の原型を考え始めたのは、サラリーマン時代の後半。
中小企業診断士資格取得の年である。


その頃は、KJ法がブームであり、
また他の○○法と言われるものが、巷には数多くあった。
そうした手法に共通なことは、
それらがシートとかラベルといった
使用するツールが指定されている。

またそれら、シートとかシラベルが結構高価で、
そこらの文具店で手にいる物ではなかった。


KJ法を始めた頃、私は群馬の伊勢崎市に住んでいた。
KJ法のラベルを入手するために、
東京・丸の内の丸善に買いに行ったことを覚えている。
それだけ魅力がある証でもあるのだが。

しかし情報を管理するのに、
こんなに厳かでかしこまらねばならないのか
と皮肉な思いをぬぐい去ることはできなかった。

その意味では、こうした手法は、学者や一部の専門家といった
特殊性の範疇に属していて、普遍性を欠いており、
封鎖的・管理的であった。

情報の本来は開放性、開示にある。
だからこそ機密性、隠匿性を帯びるのだが。

しかし情報を活かすツールは、権威的、封鎖的で
あって良いわけはない。

日常、繰り返し、継続して使うツールが割高。
これでは一部の人でしか、継続しないではないか、

こうした思いが、
MMAP考案の不純、かつ単純な動機である。
(続く)