長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

妙な空気の日中友好

2007-04-13 13:49:29 | 中国外交
日中友好は誠に結構なことだが、今回の上辺だけの、生ぬるい妙な雰囲気が何とも納得がいかない。

歴史問題「実際の行動を」=日本のおわび「積極評価」・・・またかよっ


きっと、1000年経っても、お詫びを要求してくるんだろうなぁ。中華思想において、条約とは一体何なのだろうか?その場凌ぎの話し合いで、時と場合によっては、反故にすることも当たり前?条約が締結されれば、過去は清算されたと考えるのが自然。清算されないというならば、条約とはどんな意味を持つものなのだろうか?あわせて、死者に鞭打つ文化は私には理解できない。

拉致という文言が声明に盛り込まれることは喜ばしい。これで日中間の問題が上手くいきそうなどと安穏としていてはいけない。

ガス油田の問題、環境問題、日本に向けミサイルが実戦配備されている問題。そして、台湾問題。どこまで日本が毅然とした態度で友好を深めることが出来るか。歴史問題は、安倍内閣をして相手の軍門に下ったしまったのか?過去の歴史を否定された民族には、未来はない。くれぐれも河野談話の二の舞となる声明は発表しないように祈るばかり。

日本は、1979年に対中ODAを開始し、これまでに有償資金協力を約3兆1331億円、無償資金協力を1457億円、技術協力を1446億円、総額約3兆円以上のODAを実施してきた。戦後日本は中国から感謝されることはあれども、、、、、、、、あぁ、何度お詫びをしなきゃいけないんですかねぇ。

私が最も心配すること。今回の妙な中国の柔らかな接し方の背景に、どうしても経済界、財界の戦略が見え隠れするのである。「利益目当ての日中関係を最優先」して国益を損ない、堂々と国を売り飛ばすような計画がないことを祈る。
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