財政制度等審議会による、28年度予算の編成等に関する建議P244を一気に読みました。アドレナリンの分泌が止まりません。これをベースとした予算編成など実施すれば、GDP600兆円目標は確実に遠退きます。
人口減少等を踏まえた集約化の観点から歳出改革を徹底的に行うという印象、はっ?!?!?!ってな感じです。一億総活躍社会では出生率1.8を目指しているのに、人口減少等を前提としているとは驚き、完全に矛盾します。
「何処へ予算を投じて経済の分母を増やしていくのか」という概念が欠落しています。国の責務や知恵が全く記されておらず、民間の活用、限られた予算の中での質の向上などという建議では、まるでリストラをして利益を出す企業経営のようなものです。
国会は閉会中ですが、年末は確実に大荒れ模様。