長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

雑多なこと

2010-05-06 17:11:35 | 活動
ブログ更新が滞ってしまった。マニフェストの検証会議、特別会計検証チームなど、重責を任され四苦八苦。それでも多方面からアドバイスを頂きながらようやく途中経過をみた。国会というところはこれ程にまで細かな配慮が要るところと改めて痛感。何かを作る、何かを削るということの手続きの複雑さ。大きな流れは変わっていない。時に状況分析のためあえて逆行することもあるが、自分なりの流れ方向性は保っている。

地元での集会は大変なことになっている。逆風もまた試練である。結果が出なければ厳しい評価となる。ただ、結果よりもイメージが先行。自分が資産家であれば、放送局を買収したいという衝動に駆られる。知らされるべき事実が報道されず、ある種のバイアスのかかった情報が世論を形成する。これも戦い。集会では一つひとつ丁寧にお答えすることで、ある程度の納得は頂いているものの、街頭宣伝活動などで吐き捨てるように罵声を浴びせ立ち去る方々への対応を取りたくとも残念ながら限界がある。加えてネット上の無責任な落書きはますます性質が悪くなっている。それでもひとつのお声として受け皿が必要と判断し、情報のゴミ箱も必要かなぁと諦めている。コメント欄は閉鎖した方がよいというアドバイスを頂くが、閉鎖は考えていない。だから、みんなの気分を害するようなコメントは控えて欲しい。でも、書く人はなくならないでしょうね。お気の毒な人達と同情する。

的を得た厳しいご意見は実に有難い。議員となって官僚からのレクチャーを受けることで自身のゼロベース思考を取りづらくなっていたのではないかと反省することがある。今後ともよろしくお願いしたい。

マニフェストへの夫婦別姓法案掲載は阻止できた。詳細は記せない。掲載されないという時事だけでご勘弁頂きたいし、外国人地方参政権も同様の結果を見ている。民主党を離党せよというアドバイスを頂くがこれは党内保守系にはなかなか響かない。もしもし我々民主党内保守系が離党すれば、これら法案は確実に提出され、成立する可能性が高くなる。存在意義はあると思っている。民主党にいることをどれだけ非難されようが構わない。頂いた立場で戦うだけである。

国家公務員の人件費2割カット。いや、公務員全体に対してこれをなすべき。これ以上の国債の発行には大いなる疑問を持つ。歳出の削減は公務員人件費から。定数80削減もマニフェストに記したことるこれを優先して実施できないことに大いなる疑問を感ずる。

経済のジリ貧は、労働力の空洞化にあり。外国に労働力を取られ国内総生産が上がらないのは当然のこと。わが国は何時しか貿易で稼ぐ国ではなく、海外投資で儲ける国となってしまった。法人税引き下げもマニフェストに記したこと。しかし、これが後回しになっている。法人税が高いから資金が投資に回らない。モラトリアム法により淘汰されるべき企業がゾンビのように生き長らえ、優良企業の利益が上がらない。資金は海外に逃げるばかり。悪循環。

郵貯・かんぽマネーをどうする?国債購入原資にしてはならない。民への資金と出来るかどうか、その仕組みを探る。いろいろなアドバイスを頂いた。

年金特別会計のうち、日本年金機構における業務勘定3057億円。委託業務契約1200件。全て調べた。へぇー、年金保険料はこんなところにも流用されていた。456億円を残し全て国庫負担とすべき。差額特会は廃止。結構膨大な量の資料と格闘できたことに感謝。

外交、安全保障問題は一貫性が必要である。自公政権であろうが、民主党政権であろうか米国から見れば日本政府に代わりはない。保守は合流せず、A党、B党であるべきと思ってみたりもする。右左の議論から脱却すべきである。これは冷戦という極めて稀に見る対立構造があったから。不自然な形から思考回路も脱却すべき。基地問題には砂利利権が影響していたということを新聞は何故書かない?やはり、憲法改正から始めなければ国の形に関わる問題は解決されない。

っとまぁ、雑多なことを考えながら、報告書を書きながら、このGWは経済の本を10冊程度読んだ。国会は空転。よって、この木曜日、金曜日と地元での活動を決め込む。好天気に恵まれ、完全に日焼けした。
コメント (30)
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