長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

平成維新の起爆剤となる新しい政治的概念とは何か?

2009-05-04 01:19:29 | 歴史・伝統・文化
明治維新といえば近代日本の礎を築いたわが国が誇る無血革命である。欧米列強に駆逐されんが為に、多くの志士たちが時代遅れの思考回路と戦い、弾圧され、命を落とし、その遺志を継いだ者たちが明治維新を成し遂げた。これの明治維新をちょっと違った角度から見てみた。

江戸時代を学んでみると、これほど地方分権社会が確立した時代はなかったと感心するのだ。幕府は天領からの収入でやり繰りし、参勤交代制度で地方の情報収集をし、地方へ牽制球を投げ続けた。地方でもうけたお金は地方が自由に使うことができた。幕府への上納制度も存在しておらず、ある意味完全なる地方分権社会が確立していたのである。ところが、今まで江戸時幕府を治めてきた政の概念に「外交」というものが加わってきた。その為に人も金も権力もすべてを結集し、中央に集めて、国家ぐるみで外国と戦わねばならぬかもしれないという危機感が、中央集権体制を作り上げたのだと思う。

そう、政治的には明治維新で地方分権社会から、中央集権体制となったのである。

これが今日も続いていることがおかしい、これは誰もがわかっている。では、どうすれば地方分権社会に戻すことができるのだろうか?道州制?・・・・・・ここでキーボードが止まってしまう。明治維新の逆をすればよいということはおぼろげながらわかっているが、、、、。平成の時代に、明治維新のとき登場した外交という概念に当たるような新しい概念は何か?起爆剤となる概念とは何か????

平成維新の起爆剤となる新しい政治的概念とは何か?
コメント (2)
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