長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

日出づる処の天子

2005-04-04 17:24:37 | 歴史・伝統・文化
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す 恙無きや」

聖徳太子が隋の煬帝に送ったメッセージである。当時皇帝は中国にしか居らず、冊封外交の下、周辺各国は、国王の称号に喜んでいた。しかし、聖徳太子だけは隋に対し対等な外交姿勢を貫いていた。烈火の如く怒り狂った煬帝は、倭国攻撃を企てたが、高句麗が予断を許さぬ状況であった為とりあえず怒りを鎮める。

毅然とした姿勢には確固たる裏づけがあった。聖徳太子は大陸と対等にわたり合う為に、冠位十二階、十七条憲法を制定。実に堂々とした外交を行ったのだ。

今日の外交は対等どころか、冊封外交を髣髴とさせる謝罪外交の繰り返し。我国は永遠に謝り続けなければならないのか。

昨日四天王寺に参拝し、毅然とした外交姿勢こそが我国に最も必要な「政治魂」と感じたのであった。
コメント
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