この時期恒例となった秋田・岩手の山を滑るスキーツアー。今年は東京や千葉、神奈川からMK.TさんユキさんN村さん、A木さんA達さんO野さんにお越しいただきました!
だれですか、日頃の行いが悪いのは!昨日までの好天が一転、初日は雨模様の山行となりました。
孫六温泉から田代平湿原を目指しますが…。
今年は女夫石沢右岸のブナ森を登ることにしました。通常、渡渉することのなかった沢はすっかり開いておりました。
低気圧の通過に伴う雨はしとしとと降り続け、ブナの森は霧に包まれ幻想的です。
出発を遅らせ、せめて田代平湿原までと思いましたが、なかなか止まず。
結局のところ、森の中でツェルトを張り雨宿り。宿の母さん特製のおにぎり&ブナハリ味噌汁で温まってから下山となりました~。
来年こそは、この森から乳頭山を目指したいですね!
さて2日目は、「ゆきむし」仲間の耕太と在家さんも合流し、10名で八幡平の茶臼岳を目指しました。
あの懐かしい旧八幡平スキー場からスタートです。
昨日の低気圧が通過し、緩い冬型に。北西の風が時折強く、雪面は硬くなっています。ガスにも時々覆われ、この先がどうなるか…。
黒々としたアオモリトドマツの樹林帯を抜けると、茶臼山荘と茶臼岳が見えて来ました。
山荘で軽くお昼を済ませ、小屋前で記念撮影。実はこのツアーで茶臼岳を目指すのがこれで2回目。前回はやはり強風とアイスバーンでだいぶ下の方で諦めていました。今回はそのリベンジです。
山頂直下のダケカンバの疎林。気温はー3℃だが、陽当たりよく滑りには快適なザラメだ。緊張の1本目を終え、前山に向けて登り返す。
予定ではモミ山を経由することになっていたが、道路の除雪も進み滑る斜面が途切れてしまったので、前山から滑降することにした。
前山の斜面も広く、とても快適な滑りを楽しんだ。
振り返ると、右奥に今自分たちが滑って来た茶臼岳や前山がくっきりと見えていた。思わずみんなもパチリ!
最後は除雪されたアスピーテラインを歩き、無事に下山。茶臼岳ツアーは2回目にして叶いました!
帰り道、雫石の「まつぼっくり」で絶品アイスクリームを食べさらに満足!田沢湖高原水沢温泉の宿へ戻るのでした…。
さて、最終日。国道46号から古の街道仙岩峠を目指しました。今日は東京からT野さんも合流です。
国道脇から登りだして直ぐ、各種の大木が見られる理想的な森に入り込むことが出来る。
時々雪が降る冬の天気。秋田駒ケ岳は白く霞んで全容は見えない。
古の街道が時々姿を現す。ここはかつて秋田と盛岡を結ぶ重要な道だった。戊辰の役では奥羽越列藩同盟と西軍との戦場にもなっている。
今までのツアーで見ることが出来なかった国境の石碑。みなさんいい笑顔です!
春の硬い雪は時として高い滑走技術を必要とします。安全にね!
雪が降る中、森の昼食は山の母さん特製とん汁とおにぎり🍙です!
そして、もちろん毎度恒例のスイーツじゃんけん大会も忘れてはおりません。にぎやかでした~
3日間の秋田・岩手のスキーツアーも無事に終了しました!やっぱり東北の山はいいですね~
みなさん、今年もありがとうございました
また協力いただいたアニキHDさん、耕太と在家さん、どうもありがとう!そして、山の母さん、美味しいお料理やおもてなしをたくさん有り難うございました!
また来年も行きましょう
一週間ぶりに南会津に戻ると、家の周りの雪はすっかり消えていました…。
もう春なのですね~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます