いよいよ奥会津地方も紅葉シーズンに突入しました。
今回は夏のトマト冬のテレマークともに常連さんのTさんKさんにお越しいただきました。
21日は西高東低の気圧配置。夏よりも冬の降水量が多いここ奥会津では、この気圧配置になると当然雨や雪となります。
今日は焦らず気になる名所めぐり。
東武鉄道にゆられ昼前に会津田島着。駅前のキチパンで美味しいパンを購入し、昭和村大芦へ移動。
お昼はファーマーズカフェ大芦屋で新そばを頂きました。そして向かったのがここ玉梨とうふ茶屋。知る人ぞ知る秘境の豆腐屋さん。絶品の高級青ばと豆腐は有名だが、我々はここの豆アイスクリームに惚れ込んでいる。
がしかし、今回も品切れで味わうことが出来なかった…。残念!
さて次に向かったのは、ここも知る人ぞ知る国内でもたった数か所しかない天然の炭酸水の湧き水。
すごくないですか?普通、炭酸水といったらお店で売ってるペットボトルの人工炭酸水ですよね。
でもここは天然の炭酸水が地下から湧き出ているのです!
コップに入れて飲んでみると…。ほのかな酸味とシュワっと微炭酸。感動です…。
古くから天然炭酸鉱泉として有名らしく、海外ドイツにも輸出していた歴史があるようです。一度は衰退してしまったものの、平成になりボトリング工場が整備され再び販売出荷されはじめました。国内まれな天然炭酸水。ぜひ現地でお試しを。
さて、次は明日のブナ森紅葉トレッキングに備えて只見町ブナセンターで予習です。
この施設、入館料大人310円にしては安すぎるくらいの展示の細かさ奥深さ満載です。自分も山に関わる生活・仕事をしているけども、ここに来るとほんと勉強になるし気持ちがくすぐられるのです。
今回の企画展示は「只見のトンボ」。またこのマニアックな調査報告・写真が気になってしょうがない。ほんとはもっと何時間も居たかった!
さあ、明日は天候回復を願いながら布沢恵みの森へ。
2日目の22日は、只見町の布沢恵みの森へやって来ました。
ここは深山奥山とは言い切れない、集落奥に続く往復3時間程度のトレッキングコースなのですが、侮れない自然環境が広がっているのです。
時雨気味の小雨が降る中、雨対策をしてスタートです。
沢にそって歩くこのコース、長靴が必携です。
渓筋の紅葉も鮮やかを増していました。
沢沿いの森はブナやサワグルミ、トチなどの大木が林立しています。たかだか標高500mの森とはとうてい思えません。
倒れた大木はコース上であってもそのまま放置。
やがてキノコ類や微生物によって分解され土へと帰るのでしょう。
昨日のブナセンターが室内の解説展示ならば、この森は現地の解説展示そのものです。
下ノ滝を越えると穏やかな滑床歩きとなります。
お昼はいつもの和泉屋トマトスープ。腹ごしらえの後はまた元来た道を戻ります。
KさんTさんこの度もお越しいただきありがとうございました!
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