南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

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9月27日 今日の畑

2024-09-27 19:53:38 | 里山の暮らし

9月も二十日が過ぎ、気が付けばお彼岸だ。

朝は薄暗い中での収穫開始となった。

朝の気温もようやくこの時期らしくなってきた。二日前には10℃まで冷え込んだ。

管理作業も山場を越え、猛烈な疲れも徐々に癒えてきたが、疲労が溜まった腰は、ぎっくり寸前…。

が、しかし。やっぱり、山の舞茸が気になるよね~。

ここは、腰のリハビリと運動不足解消という名目で専務に許可を取り、トマト収穫を終えてから山へ向かった。

は~、やっぱ山はいいな~!(毎年同じセリフだな…)

よどみには岩魚も泳いでいる。

ここでもヒキガエル様はどっしりと、何かを考えている。

山の緑はくたびれた感を通り越し、秋色に変わりつつあるようだ。

さて、山を駆け巡ろう。いつものミズナラの大木を渡り歩く。

幹の直径が120~150㎝以上もあるナラの大木たち。

やはり大木を根元で見上げると、何か普通じゃないものを感じてしまう。なにか宿るような…。

そこはもちろんナラだけじゃなく、ブナの大木も並んでいる。

いつも一休みする所で、今年もあのブナが見えた。よーく幹を凝視すると…。

そう、前にも紹介した「女体様」だ。

くびれのある下半身。両手を広げた上半身。まるで苔の衣をまとって、大空へ向かって羽ばたいているようだ。

地上から3m以上。おそらく雪の頃に先人マタギの誰かが鉈で描いたのだろう。

実はこの手の切り付けは他にもあった。幹の樹皮の窪みをまるで女性器のように見立てた鉈で描いた絵画?

マタギたちの単なるいたずら落書きなのか、それとも山の神への祈りか、子孫繁栄の願いか…。

先人たちもこの山で活動していたかと思うと嬉しく思う。山は生活圏の一部なのだ。

そして、今年もありました!

なかなかフレッシュで虫も入っていない舞茸のいい株です。山の神に首を垂れ感謝します…。

他の出たばかりの小さな株がいくつかありました。今年は舞茸豊作かも?

一日軽く干して、先ほど舞茸ご飯を頂きました!旨かった~

マスタケもありましたが、ちょっと遅かった。

今年はドングリも豊作のようです。

トマトの樹は流行り病に侵されていますが、収穫は順調です。

山から下りてきた翌日。あら不思議、腰の痛みと張りは軽くなっていました。やはり農業とはいえ、運動不足になってしまうのですね。

10月は紅葉登山ガイドのお仕事も入って来ます。徐々に身体を作っていこうと思います。

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