泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

(特別編) 武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたとされる 「巌流島」

2016年08月12日 15時56分45秒 | 散歩

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたとされる「巌流島」は、門司港から船で約10分の関門海峡内に位置する小島です。島全体が平らな地形であり、標高は最高地点でも海抜10mに満たない島です。現在は、島の相当部分は公園として整備され人工海浜や多目的広場が設けられています。決闘が行われたとされる当時は、豊前小倉藩領の「船島」でしたが、小次郎が「巖流」(「岩流」とも)を名乗ったことから巖流島と呼ばれるようになりました。

いつもは、飛鳥を中心とした大和の風景や歴史を紹介していますが、今回は、以前から行ってみたかった宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたとされる「巌流島」を、特別に紹介したいと思います。

慶長17年(1612年)4月13日の試合当日、約束の時間に遅れて島に着いた武蔵は、船の櫓ろをけずって作った長い木剣で小次郎を倒したと語られています。武蔵はこの後、細川家に仕えて晩年ばんねんをまっとうしたわけですが、敗者である巌流佐々木小次郎の名がこの島に残され、一般 に「巌流島」と呼ぶようになったそうです。

何と言っても、武蔵と小次郎の決闘の言い伝えが魅力の島内には、この言い伝えを現す「宮本武蔵と佐々木小次郎の像」「佐々木巌流之碑」や「巌流島文学碑」などが建てられています。

船着場のちょうど反対側、展望広場の南側にある人工海浜には、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行った砂浜を再現した砂浜です。武蔵が巌流島に渡る時、乗った小舟まで再現されています。

東海岸の散策道から見る、さまざまな船が行き交う関門海峡の雄大な景観も魅力的でした。

また、「門司港レトロ(もじこうレトロ)」を散策してきました。「門司港レトロ」は、福岡県北九州市門司区にある観光スポットです。JR門司港駅周辺地域に残る外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などが大正レトロ調に整備されています。

潮風に吹かれながらの「巌流島」・「門司港レトロ」散策は、とても気持ちが良かったです!

                                 

 

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