奈良県明日香村飛鳥坐神社において、2月1日に「おんだ祭」が行われました。
お祭りが始まるのは午後2時からですが、天狗の面をかぶった男性が青竹をもって、通行人のお尻を叩いて廻っていました。
これは、ちゃんとした神事の一つで、青竹(ササラといいます)でお尻を叩かれることで、厄払いをするそうです。
進んで、叩かれる方も多かったようです。私も、いつの間にか叩かれていました。
お祭りは、午後2時からですが、境内はものすごい観客の数でした。祭りの前に、居合の演舞、巫女さんによる舞が行われました。
2時丁度に、太鼓が鳴って神事がスタートしました。「農耕の様子」と「種付け」の神事が行われました。
「おんだ祭」とは、「御田植祭」ということで、「五穀豊穣と子孫繁栄」を祈る祭りとされています。
「祭り」の最後に、「拭くの神(福の神)」と言われる紙が、天狗によって観客に向かって投げられました。この紙をいただくと、子宝に恵まれるというご利益があるそうです。
西日本を代表する奇祭とされる、飛鳥坐神社の「おんだ祭」。飛鳥は、魅力あふれる所だと、あらためて実感させられるひと時でした!
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