奈良県明日香村稲渕地区の棚田は、石舞台の奥の丘陵に広がる所で 日本棚田百選にも 選定されているのどかな素敵な場所です。
毎年9月に、この棚田において「案山子コンクール」が開催されます。
この時期は、ヒガンバナが畔に咲き誇り案山子とマッチして「日本の原風景」を体感することができます。
「案山子コンクール」の中心になるのが、高さ約6m位の「稲渕棚田名物ジャンボ案山子」です。昨年は、「稲渕太郎」(田んぼで働く人)でした。
今年は、あの「真田幸村」です。右手には、六文銭の旗印を持ち、左の手には太刀を構えている姿で、赤い兜には鹿の角が付き鎧の上には真田の赤備えの陣羽織を羽織っている姿になる予定です。
今回は、明日香稲渕棚田の「名物ジャンボ案山子」の制作の様子を紹介したいと思います。
制作は、地元の有志の方々や、棚田・畑オーナーの皆さんの協力のもと、6月より制作が開始されました。
私も今回初めて参加させていただきました。皆さん暑い中、設計図をもとに楽しみながら制作されていました。完成は、7月下旬の予定です。多くの方々に、明日香稲渕棚田の「名物ジャンボ案山子」を見にきていただけたらと思っています。私も、楽しみながらお手伝いをさせていただきたいと思っています。完成が、楽しみです!