奈良市にある率川(いさかわ)神社では、6月17日に無病息災を祈願する「三枝祭(さいくさまつり)」が行われました。
この祭は、大宝律令(701年)にも記された行事で、「ゆりまつり」の名で知られています。
祭神の故郷、三輪山(桜井市)の山麓周辺に、ササユリが咲いていたという故事にちなむそうです。
今回は、ササユリに願う「三枝祭」を撮ってきました。
ササユリの花を手にした4人の巫女さん達が、笛や琴の音色に合わせて神楽を舞う姿は、歴史ある「大和の国」ならではの神事で
改めて「奈良の歴史」の深さを感じさせられる、素晴らしいひとときでした!