♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

小村美貴・大阪のおんな

2007年07月19日 | 演歌・歌謡曲

★小村美貴さんといえば、2年前に『やっぱり大阪』でデビューした浪花若手演歌のホープです。その彼女が、昨年の第二弾シングル『惚れた惚れたよ』に続き、第三弾シングルの新曲『大阪のおんな』を5月に出しています。

★タイトルがそのものズバリの浪花のご当地ソングです。イントロは藤圭子さんの『新宿の女』を思わせますし、歌い出しは西田佐知子さんの『アカシアの雨がやむとき』に似ています。かげりを含んだ都会派演歌と言えるでしょうか。小村さんの声は力強さの中にも哀愁味を秘めています。

★この曲の一番の特徴は、各コーラスの3行目で「願かけた ア 人なのに」「寄り添った ア 人なのに」「信じてた ア 人なのに」というように、間に軽く「ア」をはさむ歌い方です。これが独特のいい雰囲気をかもしだしています。

★私は彼女を一昨年の関西歌謡大賞のステージで一度だけ見ています。体格がよく、歌もうまいのに、やや見た目の華やかさに欠ける印象がありました。そのへんが彼女の課題かもしれません。

★デビュー当時、私は曲は気に入ったものの、彼女のわざとらしい振りや表情のせいで、必ずしも好印象を持たなかったのですが、今は浪花演歌の期待の星として、快く大いに応援をしていきたいと思っています。
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