こんにちは。皆様のGWの戦果はいかがでしたか?
憧れの模型を手に入れた方、天気に乗じて一気に塗装を完了された方、そして撮り&乗り鉄を楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。
さて当工場の0系はまったくタイトルの通りなのですが、ひと筋の光明が見えてきました。新幹線誕生前夜の国鉄技術陣の心境です。
その原動力となったのが「新幹線旅客電車説明書」(1964年・国鉄)で、鉄博のライブラリーで閲覧してきました。概要編と図面集3冊から成る詳細なものです。
この中の車体断面図をもとに模型化したのが次の図面です。車体腰部と屋根の中央部が8,000R(1/87で92.0R)、屋根両肩部が800R(同9.0R)で、側板は3°の角度をもっていました。
腰部のRの頂点、すなわち車体幅が最大となる部分は外板の下から700mm(同8.0mm)で、これは光前頭の半径と一致しています。まあ当然といえば当然ですが・・・
右側には前頭部の断面図が描いてありますが、これはのちほど説明します。
上図をもとに模型の外板の寸法t0.4mmを差し引いたものが次の図面です。これを直接プリンタで打ち出す予定なので、妻板と仕切壁を必要分だけコピペしました。なお、貫通扉とその窓は、完成後はほとんど見えない部分なのでテキトーです。
ちなみに側板は手でケガくことにしました。A4サイズぎりぎりになるのに加え、最近プリンタの調子が悪く、大きなものは送り誤差が目立つようになったからです。
で、懸案の前頭部ですが、くだんの資料図面の中にも詳細な設計図は“ありませんでした”。
最新のN700系に至まで、熟練工が叩き出しで作っていることは有名ですが、それにしても図面なしで作れるはずはないので、本当に現場だけで使われている図面があるのでしょう。
唯一あったのは機器のギ装を示す図面で、ここに前頭部の投影線が描かれていたので、これを写し取ってきました。ちなみに鉄博のライブラリーは複写不可でコピー機はなく、デジカメなどでの撮影もできないので、図面にレポート用紙を重ねて写し取りました。
それをもとに、約5mmピッチでスライスした前頭部の断面を1/87で復元したものが、1枚目の写真の右端の図です。乗務員ドアの前端から光前頭の先までを描いたものですが、予想通り運転席の下あたりまではまだ直線で、そこから一気にカーブが始まる感じです。
これを出回っている「形式図」と重ねてみると・・・
おやおや、やっぱり0系はポッチャリ型でしたね。
ギ装図(の外形線)自体もどこまで正しいのか、疑いだせばキリがないし、もうかなり息切れ状態なので(笑)、これをベースに製作に入りたいと思います。長かった~!
あと、某家電量販店のWeb通販で、KATOの「白色室内灯セット」(品番7-503)を6両分注文しました。元々の割引に加えて実店舗と併用できるポイントが使えて送料無料、おまけに今なら「お誕生日ポイント」もゴチしてくれる(ちなみに私は近々バースデー)とあって、かなりお安くGETできました♪
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この中の車体断面図をもとに模型化したのが次の図面です。車体腰部と屋根の中央部が8,000R(1/87で92.0R)、屋根両肩部が800R(同9.0R)で、側板は3°の角度をもっていました。
腰部のRの頂点、すなわち車体幅が最大となる部分は外板の下から700mm(同8.0mm)で、これは光前頭の半径と一致しています。まあ当然といえば当然ですが・・・
右側には前頭部の断面図が描いてありますが、これはのちほど説明します。
上図をもとに模型の外板の寸法t0.4mmを差し引いたものが次の図面です。これを直接プリンタで打ち出す予定なので、妻板と仕切壁を必要分だけコピペしました。なお、貫通扉とその窓は、完成後はほとんど見えない部分なのでテキトーです。
ちなみに側板は手でケガくことにしました。A4サイズぎりぎりになるのに加え、最近プリンタの調子が悪く、大きなものは送り誤差が目立つようになったからです。
で、懸案の前頭部ですが、くだんの資料図面の中にも詳細な設計図は“ありませんでした”。
最新のN700系に至まで、熟練工が叩き出しで作っていることは有名ですが、それにしても図面なしで作れるはずはないので、本当に現場だけで使われている図面があるのでしょう。
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それをもとに、約5mmピッチでスライスした前頭部の断面を1/87で復元したものが、1枚目の写真の右端の図です。乗務員ドアの前端から光前頭の先までを描いたものですが、予想通り運転席の下あたりまではまだ直線で、そこから一気にカーブが始まる感じです。
これを出回っている「形式図」と重ねてみると・・・
おやおや、やっぱり0系はポッチャリ型でしたね。
ギ装図(の外形線)自体もどこまで正しいのか、疑いだせばキリがないし、もうかなり息切れ状態なので(笑)、これをベースに製作に入りたいと思います。長かった~!
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