80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ポイントマシンの取り付け(ブロック1)

2009-12-10 01:39:57 | レイアウト
コーヒーの出しガラをバラストに使うにはいま少し工夫が必要というのが前回の結論でしたが、シーナリーはさておき、何とか年内に全ブロックをつなげて周回運転までは持ち込みたいので、電気関係の作業を進めることにしました。
今回はブロック1へのポイントマシンの取り付けに関する報告です。

マシンはレマコ社製のスローアクションタイプを全面的に採用しました。聞くところによると現在は生産を終了し、フルグレックス社からほぼ同等のものが発売されているようです。あと3台程度追加購入しなければならないので、店頭在庫がなければこちらを買わざるを得ません。

マシンの取り付け位置ですが、駅周辺は上下2層構造になるため当初は極力台枠裏側に取り付ける予定でした。レイアウトの位置が高いので下側からのメンテナンスが容易と踏んだからです。
しかし実際はレールとマシンが同一面上にある方が遥かにメンテしやすいことに気づき、スペースの制約があるところ以外は台枠上面に取り付け、ストラクチャーなどで隠すことにしました。

ブロック1には7ヶ所のポイント可動部があり、うち2ヶ所を連動にするため6台のポイントマシンを取り付けます。位置は写真のとおりです。


①はダブルクロスの1対を駆動するもので台枠裏側に取り付け、アルミパイプのロッドで連動させます。現段階では未取り付けで今後の作業となります。

②も普通なら連動させるべきところですが、対向するポイントがダブルスリップであるため独立させ、台枠上面に取り付けています。位置的には2番線と3番線の間のホーム端で、小さな便所を作って被せる予定です。写真のように線路と平行に取り付け、L字型のリンク機構(バネ作用あり)を介してポイントを駆動します。


③と④はダブルスリップ用のマシンで、縦に並べて外回り本線の脇に設置しました。これらはバス営業所の建物で隠す予定です。こちらはt1.2mmプラ板から切り出した三角形のリンク機構を介して直角に方向を変えますが、バネ作用はないため、マシン取付部付近の真鍮線を少し余分に曲げて偏移を吸収するようにしてあります。


⑤は台枠上面に取り付けスペースがほとんどないため裏側に取り付けました。リンク機構の詳細は写真のとおりです。この下には1層の本線が走っていますが、既にカーブ区間に差し掛かっているため辛くも干渉は避けられました。


⑥は逆に本線が真下を通るため裏側に設置できず、台枠上面取付けとなりました。真鍮線をZ型に曲げてバネ作用を持たせたリンク1本で真横から駆動しており、6ヶ所の中では最もシンプルな構造となっています。信号扱所、詰所、保線小屋などでカバーする予定です。


どのマシンも取り付け位置やリンク機構がバラバラで一貫性がありませんが、そう何度も作り直すものでもないので、工夫する楽しさを味わいながら工作にいそしんでいます。
コメント (3)
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