80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

EF13できるかな?

2009-12-22 10:32:51 | 中央東線方面
ネコ・パブリッシングからRMライブラリーNo.125「国鉄EF13形(上)」が発売されたので先日買ってきました。上巻は戦時設計の凸型車体誕生から箱型車体(旧EF58)への改装までを綴ったもので、中央東線で活躍した時代の写真などは下巻に収録されるものと思われます。全31両の形状分類などもあるとのことなので楽しみです。


さて、このロコが牽く客レが活躍していた時代というのを、実は私はまったく知りません。親に連れられて新宿駅あたりですれ違っていたかも知れませんが、物心(鉄心?)つくまえのことで記憶にないのです。出版物や先輩諸氏のHPでのみ垣間見ることのできる時代。暖房車を従え32、35系客車で組成された姿というのをぜひ再現したいと切に思うわけで...

ということで、以前に「格安でEF13を作れるかも」と書いた話の続きです。
タネを明かせば下回りをKATOのEF58から頂戴しボディを新製するという方法です。なんか実物の逆をいくというか、結果として箱型EF58の先台車を1軸にしたモノが出来上がるわけですな。改造ネタとなるEF58が中古で手に入ったのでとりあえず改造に着手しました。
え!EF58の車体は捨てちゃうの?
ご安心ください。わが家にもともとあるEF58の着せ替え用に取っておきます。

上下を分解するとこのとおり車体全体を補重ブロックが占めています。模型ですから当然最初から流線型車体で作られているので、もしやと思って採寸したところ、箱型にしてもちゃんと収まることがわかって安心しました。


主台枠の構造はEF13と58とでは違いますが、大まかに見た印象は変わらないのでそのままとし、先輪を1軸化するにとどめます。
この写真は先台車を抜き取り、その取り付けフレーム(丸穴のあいている部分)の先端をカットしたところです。丸穴の下あたりに新たな先輪がつきます。


下回りについてはこのあと主台枠の延長、端梁の新製、デッキの新製と難題がめじろ押しです。従前は先台車のフレームについていたカプラーが端梁について牽引力を一手に引き受ける格好となるため、特に主台枠延長部分の強度の確保が重要です。

複雑な曲線だらけのデッキの手摺にいたってはどこから手を付けたらいいのやら、電機初心者の私には皆目見当もつきません(>_<)

車体はプラ板でいこうかと考えていますが、“紙技師”のはしくれとしてはペーパーもありかなと思っています。下回りはすでに十分な補重がなされているので問題はなさそうですし...



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 115系0番代の製作(その... | トップ | 「信濃長池」駅舎 »

コメントを投稿

中央東線方面」カテゴリの最新記事