80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

リンク機構の試み

2009-12-14 00:43:58 | レイアウト
ここのところあまり作業が進んでいません(^^;
ポイントマシンのリンク機構について少しだけ試行錯誤してみましたので書き留めておきます。

ブロック1のところで、メンテナンスのしやすさからポイントマシンをなるべく台枠上面に取り付ける旨のことを書きましたが、下面に付けたくないもうひとつの理由に、リンク機構の面倒くささがあります。

ポイントマシンには図のようなL字型の真鍮線とパイプが付属していて、「ア」のように台枠に埋め込んで、下に突き出た真鍮線を曲げてマシンの作動アームにつなげるようになっています。
しかし、台枠に差し込んだ状態でペンチを使って破線のように曲げるのはなかなか難しく、曲げる位置が甘いと上下にガタが生じ、逆にパイプぎりぎりに曲げると摩擦が大きくなったりします。


このため、「イ」のようにストッパー代わりの2mmナットを差し込んで下側から半田を流したところ、隙間を縫って半田が真鍮パイプ側に回り込み固着してしまいました。またこの方法は「ア」と同じく台枠にパイプを通してから作業するので非常にやりにくいのが難点です。

なんとか台枠設置前に手元で作業できないかと考え、「ウ」のように同じ真鍮パイプを短く切ったものをストッパーとしてはめ込み、少量の半田で固定したのち余分な半田を削り取るようにしたところ好結果を得ました。
これならばストッパー部もパイプとほぼ同じ外径のため台枠の上から穴に通すことができ、正しい位置にセットした段階で台枠とパイプの隙間に接着剤を流してやればよいわけです。

試作品の写真です。ちょっと見にくいですが、パイプの下に整形したストッパーが半田付けしてあるのがわかりますでしょうか。少し膨らんでいても相手がベニヤですから、ペンチで静かに押してやれば入っていきます。


あとは2つのポイントの連動機構をつくらねばなりません。。。
コメント
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