80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

115系0番代の製作(その3)

2009-12-17 07:49:35 | 中央東線方面
久々に車両ネタです。
8連の中間に挟まる2両のサハ115を組み立てます。

ベースは小高の111系ペーパーキット「モハ110」で、側板と妻板を並べるとご覧のとおりです。前の投稿でボディ関係は8両ともサフェーサーがけが終わっているようなことを書きましたが、確かめてみるとまだ終わっていないクルマもありました(^^;
車端部の窓1ヶ所を潰してトイレ窓にしてやればOK!かと思いきや、伏兵が潜んでいました。


113系なども含めこの「近郊型」のボディ、実はクハとサハのトイレの反対側(4位側)の窓は、トイレのないモハやクモハと違って120mm妻側に寄っているんですね。
4位側車端部寸法割はこんな感じです(単位mm)
(↑妻面側)
   Tc,T  Mc,M
柱  290  410
窓 1075 1075
柱  320  200

クハの側板を並べてみると違いがわかります。


では反対の1-2位側はどうなっているかというと、2位側に配電盤があるためモハと共通設計になっています。つまりサハの場合、前後で車端部の寸法割りが非対称となっているのでした。これは今まで気がつきませんでした。
というわけで、トイレ反対側の窓を1.5mm妻寄りに移動させるとともに、形状や寸法が実物とちょっと違うトイレ窓もついでに作り直すことにしました。

トイレ側はプレスボードの切れ端を使って窓を埋めてから開けなおし、反対側は妻寄りの柱を1.5mm切り取るとともに左の柱を太くしました。


最近模型作りの時間が取れず、今回はここまでです。

コメント
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