80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

115系0番代の製作(その4)

2009-12-18 14:18:31 | 中央東線方面
アルバムの中から115系0番代の非冷房時代の写真をお目にかけましょう。高尾~相模湖間の直線を行く普通高尾行きの後追いショットです。絹目プリントからのスキャンなので画質が荒い点はご勘弁ください。


残念ながら撮影日時がわかりませんが、中間のサハ+サハがなくなっているので1980年代初め頃の撮影と推測されます。しかもよく見ると3+4の7両編成のようです。地方線区の編成の短縮化が行われるなか、サハ115の多くがクハ111に改造されていきましたが、これは順にサハが抜かれていく過渡期をとらえたものなのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

さて模型の方は相変わらず牛歩状態ですが、サハの妻板の新製を行いました。キットの妻板は貫通扉の窓があいているだけのそっけないもので、おまけに幅も36.5mmあって両側板の厚さ(各0.5mm)が差し引かれていないため、新たに自作したものを外側にしてキットのを内貼りにしようというわけです。

自作した妻板4枚とキット付属の妻板のサンプルです。屋根カーブは木製屋根板に合わせて組み立て後にカットするため、キットのものは写真中央下のようにあらかじめ上端をカットしてしまいました。


内・外を貼りあわせたもので左が外側、右が内側のようすです。なお自作した方はアイボリィケント紙で、厚さは0.45mmくらいではないかと思います。


今回は補強とディティールアップのため客扉にエコーの真鍮プレス製品を使います。側板に仮にセットしてみたところです。ドア上部のオーバーなRとのバランスが微妙ですが、まあまあ良い感じですね。これでHゴムと戸当たりゴムの色差しが決まれば完璧なのですがどうなることやら。半自動ドアのための取っ手も表現しなきゃならないし…。急に気が重くなってきた(^^; 既製品を使うにはそれなりの勇気と覚悟が要りますね。


最後に、完成済みの床板のようすです。床下機器の正確な情報がなく、写真で見えるものだけ並べてみました。細かいものを除けば実車の床下もスカスカのようです。水タンクの向きがひょっとすると逆かなー??
カプラーはクハ/クモハ側がTOMIXのTN密着型、サハどうしの連結はドローバーです。

コメント
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