ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.10.1 エンハーツ4クール目減量初回投与後15日目のこと 神無月を迎えて思うこと

2020-10-01 21:09:26 | 日記
 今日から10月。神無月の始まりの日。中秋の名月。ピンクリボン月間ということで、ブログのテンプレートも毎年恒例のものに変えた。いよいよ2020年のカレンダーも残り少なくなってきた。今年も余すところ90余日。ちょっと怖気づくほどの速さである。来年のカレンダーとか手帳とか、年賀状とかいう単語もちらほら漏れ聞く季節でもある。
 曼殊沙華の赤が今年も綺麗だと思っていたら、今朝は金木犀の香りが鼻をくすぐった。コロナ禍でなんとなく立ち止まっている感じだけれど、季節は間違いなく前に進んでいる。

 出勤時は小雨が降っていて雨傘を差して家を出た。気圧の変化のせいか胸痛が出てちょっとドキドキした。
 夕方からは晴れるでしょう、という天気予報よりも早く昼にはお天気が回復し、青空が見えたら気温が大分上がったらしく、日傘を差して外に出た。朝羽織ってきたジャケットはもう要らない感じで、ちょっと汗ばんだ。

 勤務する大学では入構禁止が解かれ、メインはオンライン授業としながら、必要な対面授業も始まった。学生たちが少しずつ戻ってきた様子。構内の人通りが随分多くなったように感じた。入学したばかりの1年生は大学に来られるまで前期がどれほど長く感じたことだろう。

 春からずっとクローズで、お弁当販売限定の形だけの営業再開をしていた食堂も、今日から昼の2時間限定で対面販売が始まった。飛沫防止のアクリル板が設置された席は、外から見るにまだガラガラのようだった。

 それにしても、どこを見ても皆が皆マスク姿。去年の今頃、いったい誰がこんな光景を想像しただろう。不織布だけでない色とりどりの様々なマスク。さすがに大分涼しくなってきたから、あの暑かった夏の頃のようにマスクをしたら熱中症に注意、ということは避けられそうだ。けれど、息苦しさは変わらない。こんなに長い期間延々と、どこに行くにもマスクをする生活は誰もが初めてのことだから、今後身体にどんな影響があるのかはわからないけれど。

 様々なピンクリボン月間の催しも、今年は対面ではなくZoom等のオンライン開催なのだろう。もちろん遠方まで出向くことなく、自宅にいながらにしてどんなイベントにも参加できるというメリットは大きい。けれど、ずっとパソコン越しのやりとりではやはり物足りないのも事実。ないものねだりは分かっていても、なかなか難しいものである。

コメント
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