お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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05年12月15日 横浜国際(日産スタジアム)
サプリサ(CONCACAF・コスタリカ=白)0ー3リバプール(UEFA・イングランド=赤)
(トヨタ杯世界クラブ選手権準決勝) 4万3902人
ホーム側ゴール裏サイド2階席で観戦

日産スタジアム・東ゲート

 欧州王者リバプールが危なげない試合運びで3-0とサプリサを下し、決勝に進出した。前半3分にクラウチのゴールで先制したリバプールは、同32分にジェラードのスーパーゴールで加点。後半13分には再びクラウチがゴールを決め、試合を決定づけた。波乱もなく順当に勝ち上がった欧州王者と南米王者が18日の決勝で対戦する。

 2大会連続3度目のW杯出場を決めているコスタリカ代表がズラリと揃ったサプリサ。面白い試合を期待してスタジアムに足を運んだが、終わってみればリバプールの凄さ・強さだけが印象に残った試合だった。

 前半3分の早過ぎるクラウチのゴールが、試合の行方を早々と決定づけた。

 サプリサのDFが自陣でクリアしきれずにいるボールをリバプールが奪い、左サイドのリーセからクロスが上がる。中央でシセが右足で落とす。ハーフバウンドとなったボールを2メートルを越す長身のクラウチが巧みにボレーシュート。難しい体勢ながら見事にコントロールされたシュートは、ゴール右スミに突き刺さった。サプリサGKは一歩も動けなかった。

 「あらら、もう入っちゃったよ」
 「え、もう攻めないかな」
 そんな心配は杞憂だった。

 リバプールのパスが、ダイレクト、ワンタッチで素早く綺麗に回っていく。スペースに出されたボールにいち早く追いつくのはリバプールの選手。左サイドのリーセはほとんどフリーとなり、チャンスをつくる。パスは足もとへピタ。トラップもピタ。スペースへ出すボールもぎりぎりのところで通す。一方で相手を引きつけるフリーランニングで常にフリーの選手をつくる。いやはや、凄いサッカーだ。こりゃ次元が違うね。

 そしてもっと凄いプレーが32分にスタンドを熱狂させた。


キックオフ。スタンドはちょっと寂しい
 リバプール自陣のクリアからクラウチが頭で後ろへすらす。フリーでいたリーセが狙いを定めてクロス。ボールはファーサイドでフリーで待ちかまえていたジェラードのもとへと飛んでいく。ペナルティライン付近にいたジェラードはやや下がりながらそのままダイレクトでボレーを放つ。日本の選手ならいったんトラップするか、シュートしてもまず入らないボールだ。それが見事にニアサイドを抜いてゴールネットを揺らした。

 リプレイが何度も大型ビジョンに映し出され、そのたびに「お~」という歓声が起きる。まさにスーパーゴール。このゴールを見れただけでも、カテゴリー3の9000円は惜しくない。

 前半のサプリサのチャンスはたった1度。カウンターでタテパスが通りフリーでシュートを放ったが枠を外してしまった。

 アウエー側のゴール裏からはリバプールの歌が聞こえる。これは当然だが、ホーム側からも聞こえてくる。リバプールのグッズを身にまとった人も多い。4万人以上が入った(3万ちょっとかなと思った。ホントにそんなに入ったの?)にしては静かな静かなスタジアムは、リバプールの好プレーのたびに歓声があがり、さながらリバプールのホームと化していた。

 そして後半13分。自陣からのたった2本のパスで決定的な3点目が入る。

 リバプール自陣からジェラードが前線のシセにパス。シセは中央へ走り込んでくるクラウチへ流す。サプリサDFと交錯しながらもクラウチが抜け出し、冷静にゴール右へ決めた。

 終盤、ようやくサプリサが攻め込んできた。なんとか1点を、という思いだったが、どうしてもゴールを割ることはできなかった。決定機は2度ほどあったのだが。

 GKはドゥデクではなく12番だったが、それでも無失点。記録はまだまだ続くのか。サンパウロとの1戦が楽しみだ。

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●月日 05年12月15日(木)
●目的地 日産スタジアム(神奈川県横浜市)
●ルート 自宅~246号線~新石川交差点から早渕川~鶴見川~日産スタジアム~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後2時半過ぎ
       トータル 48.10km


早渕川の中崎橋。後方は山崎公園。あやしい影は私です

 通勤で2~3日に1度はBD-1に乗っている。今日は久しぶりにMTBでも乗るかぁ~。

 実は自宅マンションにはもう自転車を置くところがない。MTBはトランクルームに置いてある。約20分くらい歩いて、よっこらしょとMTBを取り出す。

 いきなりズシッときた。「お、重い。こんなんだっけ」。

 乗ってみると「なにこれ? ごつ~! おまけにタイヤがでかいし、ぶっとい(当たり前!)。ポジションも全然違うよ~。なんかヤダ~」。

 西は小田原手前、北は宮ケ瀬湖に多摩湖、南は城ヶ島、東は埼玉スタジアム。そして境川、鶴見川、多摩川を走って1年以上を苦楽をともにしたMTBは、1ヶ月乗らないだけで他人の自転車のようだった。

 246号線をしばらく走ると感覚を取り戻してきたが、交差点での走り出しがやはり重い。体がBD-1仕様になっているようだ。

 今日は久しぶりの日産スタジアムでのサッカー観戦(世界クラブ選手権準決勝=リバプールの試合です)。スタジアムまでのルートはどうしようと悩んだ末、一度走って見たかった早渕川に行ってみることにした。

 通勤のときはしゃかりきで走る246号線も、今日はのんびり時速20キロ弱で走る。急ぐ必要はまったくない。こんなサイクリングがいいなぁ。

 自宅周辺から二子橋の間の246号線で、一番きつい新石川交差点先の激坂手前の歩道橋を上っていく。この歩道橋は階段はなく、スロープだけだった。

 歩道橋の上から見えた早渕川の左岸を走る。途中までは一度走ったことがあるのだが、鶴見川の合流地点までは行ったことがなかった。

 川沿いの道は一般道が続く。のどかな田園風景を見ながら走っていると、見覚えのある場所に出た。左手の繁みに囲まれた小高い丘は山崎公園。今いるのが、都筑緑道を走ったとき、そこから降りてきた橋だ。この中崎橋から矢先橋までの間はしららぎの道という。といっても単なる一般道。特別なものがあるわけでもない。

 都筑緑道を走ったときは右折した都筑中央公園への分岐もこの日は直進する。このあたりの道はダートが続く。

 やがて左手に観覧車が見えてきた。センター北だ。モザイクモールも見える。しかし道は途切れてしまう。遊歩道の工事中のようで、市営地下鉄の高架下は通れない。

 ちょうどセンター南のスポーツオーソリティーで冬用の上着を物色したかったので、坂を上がって行く。

 休憩がてら店内を一通り回ったが、自転車だし、この後にサッカー観戦も控えているので買っても持ち帰れないことが分かっているため、品定めにも力が入らない。しかし手頃なものはあったので、「まぁ、今度来たときにカミさんに相談して」ということでセンター南を後にした。

 再び早渕川沿いへと出る。まだ一般道は続く。細い道で一方通行かと思ったが、そうでもないらしい。車が対向するのに一苦労していた。



日産スタジアムに着いたときはもう真っ暗
 また見覚えのある場所に出た。南部の都筑緑道の出口だ。そこにかかるのは待橋。それを過ぎると新北川橋となり、その交差点を右折すると小机大橋へと行くことが出来る。

 ちょっと迷ったが、まだ時間がたっぷりあったので交差点を直進した。すると待望の遊歩道が川沿いにようやく現れた。「おお、いいじゃない」と喜んだのだが、「歩行者の安全のためバイク、自転車の乗り入れ禁止」と注意書きがある。でもおばさんは自転車で走っているじゃないか。歩いている人もそんなに多くないし、いいでしょ、と走り続けた。ただしスピードは控えめで、ゆっくりと、ですが。

 しばらく走ると、交差点に車止めならぬ自転車止めが出現した。乗ったままでは簡単には通れない。どうやら本当に自転車もダメな道なんだろうか? 

 その自転車止めを2回ぐらいやりすごすと、ようやく「バイク乗り入れ禁止。自転車は歩行者に気をつけて走れ」と注意書きが変わった。交差点も乗ったまますんなり行ける柵に変わった。道も広くなり、とても快適だ。

 あたりはもう薄暗くなってきているが、待ちに待ったサイクリングロード。気分よく走っていると、前方に大きな川が見えてきた。鶴見川との合流地点だった。広々と開けた風景に「お~」とちょっと感激。

 なるほど。こうなっていたのか。真実は走って分かる。地図からでは見えてこないもんなぁ。

 後はそのまま道なりにぐい~んと曲がって鶴見川サイクリングロードに入り、日産スタジアムを目指した。

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