お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 スポーツバイクに乗り始めた20年前は、境川サイクリングロードを江の島まで行き、帰りに藤沢のサイクリングロード近くにある、「日本一小さな牧場」として有名な飯田牧場でアイスを食べるのが目標だった。

 願いが叶って初めて訪れたのは19年前の05年1月。場所が分からず多少迷いながらも、何とか発見。その時はジェラートではなくソフトクリームのミックス(ミルク&チョコ)を食べたようだ。

 その後は横浜ドリームランド(02年2月閉園)に併設されていたホテルエンパイア(こちらも95年に廃業閉鎖。その後は改装され06年から横浜薬科大学の図書館棟となった)の特徴ある建物が目印。これが見えたら曲がれと覚え、亡くなった妻とツーリングの途中に寄ったり、サイクリングに誘い込んだ長女と訪れたこともある(残念ながら次女は自転車にあまり興味を示さなかった)。相変わらず、ソフトクリームばかり食べてたけどね。


07年11月撮影の飯田牧場


 やがて12年から連載が始まった漫画「ろんぐらいだぁす」の第1話に登場したこともあって「聖地」とも呼ばれるようになり、まさに境川サイクリングロードのシンボルへと昇格した。

 その飯田牧場が店主高齢化のため、24年1月末で店舗を閉店するという。すでに22年9月いっぱいで人手不足のため店は閉められ、翌月からはコンビニ等の卸し専門となっていた。ただし、サイクリストやウォーキング、ジョギングする人たちの休憩所として土日だけは営業し、カップ詰めジェラートのみの販売は続けていた。それもついに終了することになった。

 店舗最終営業日は1月31日の水曜日。境川サイクリングロードは平日とは思えないほどのロードバイクが行き交っていた。目的地はみんな同じに違いないよね。


遙かにそびえ立つのが横浜薬科大学の図書館棟


 この日は午前11時開店。到着したのはその少し前だったがすでに販売を開始し、店内では店主(おばちゃん)がひとりひとりにお礼状を手渡し、笑顔を見せながらも少し感極まった表情で言葉をかわしていた。僕も最後に「ありがとう」を直接伝えることができて良かった。でも、28年半の歴史にいよいよ幕を閉じるとなると、やっぱり寂しいね。仕方ないとはいえ…。またひとつ、妻との思い出の場所が消えていく。


飯田牧場



チョコチップのジェラート



閉店のお知らせ



店長からのお礼状


 ただし、当分の間は藤沢、鎌倉などのコンビニなど19店舗でカップ詰めジェラートだけは販売されるという。寄りやすいのは国道467号(藤沢町田線)沿いのセブンの藤沢片瀬山店とか片瀬5丁目店かな。聖地の味だけはもうしばらく味わえるようだね。

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