お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



07年8月26日 日産スタジアム 午後7時3分キックオフ
J1第22節 横浜2-2広島 1万9007人
メーンサイドスタンドホーム側(Sブロック席)で観戦


ほぼ1ブロックに収まってしまった広島サポーター


こちらも2階の入りが悪い

     大島   坂田
       山瀬功   
  山瀬幸        吉田
        河合
 小宮山  松田    中沢  隼磨
       哲也

 前半は目を覆いたくなるようなシーンが続出した。
 
 5月26日の浦和戦から、横浜は9試合で負けなしの5勝4分。そして6月30日の大分戦からは4連勝中と波に乗っている。相手はウェズレイが出場停止の広島。勝機は十分にあった。
 
 ところが、佐藤寿人の1トップの広島に対し、マークのズレが生じる。左サイドの小宮山と山瀬幸の間をスルーパスを綺麗に通され、駒野にフリーでのクロスを許すという危ないシーンが何度も目に飛び込んでくる。
 
 前半12分の先制点を許した場面は、右サイドで中沢が佐藤寿人に走り負けた。哲也の飛び出しも少し早かったか。佐藤寿人にゴール前にうまくボールを回され、森崎浩に無人のゴールに叩き込まれた。
 
 横浜は左右のサイドが機能しない。山瀬功も下がり気味。ゴールの予感はまったくしなかった。
 
 しかし、頼りになる「ハニカミオーシ」が決めてくれた。
 
 失点から7分後。河合の頭での前線へのボールを大島がバックヘッドでゴール前へと運ぶ。そのボールを坂田が相手DF背にしながらクサビとなって、走り込んできた大島へ丁寧にパス。大島は1トラップして右足シュート。山瀬功に並び、日本人得点王の大久保にあと1と迫る今季10点目となるゴールが決まった。同点だ! よっしゃぁ!
 
 だが、その後はお互いに攻めきれない展開が続く。見ている方が眠くなるような面白みに欠けるサッカー。マリノスは一体どうしたのか。いつものプレスもサイド攻撃もまったく見られない。
 
 そして36分、また右サイドを佐藤寿人に破られた。
 
 中沢が振り切られゴール前へグラウンダーのクロス。小宮山が左足でクリアするが、ボールは不運にも柏木の足下へ。あっさりと勝ち越しを許した。
 
 このまま終わってしまうのか。勝ち続けることはもちろん不可能だ。いつかは負けるときが来る。でも、それが今日じゃなくてもいいだろう。私がスタジアムで見ていないときにしてくれ。
 
 中沢は4日前に大分で行われた日本代表のカメルーン戦にフル出場している。山瀬功も途中出場。やはり疲れがあるのか。それにしても動きが悪すぎる。松田の冷静な守備がなければもっと危ないシーンが連続していたかもしれない。そんな前半の戦いだった。
 
 ところが後半に入って試合展開は一変する。
 
 横浜は吉田に代わり清水をまず投入した。運動量の多い清水によって、攻撃が少しだけ活性化された。前半に1本もなかったCKチャンスが後半の立ち上がりから何度も訪れた。攻め続けるマリノス。しかし、ゴールは割れない。

 後半17分、山瀬幸に代わりマルケスがピッチに立った。横浜ダービーと逆の交代。これが当たった。小宮山とのコンビネーションで左サイドから攻め込む。右サイドの隼磨からの攻撃も効いてきた。1トップの佐藤寿人には中沢が密着マーク。もう逃がさない。そんな鬼気迫るディフェンスが何度も見られた。広島が引き気味になってきたので、1ボランチの河合も思い切って上がり攻撃に参加する。ここからマリノスの怒濤の攻撃が始まった。

 CKはマルケスが蹴るようになった。コーナーへ向かうマルケスは両手を上に振って、サポーターに声援を要求する。それに応えて、静かだったバクスタからの拍手が一段と大きくなる。スタジアムはゴールへ向けて一丸となって盛り上がる。

 中沢のミドル。坂田のヘッド。大島のヘッド。マルケスの投入からはずっと私の目の前で試合が続いている。「来い! 来い! 来い来い来い来い!」。ゴール裏も、いやスタジアム全体が声を枯らしてサポートする。あと一歩だ。

 歓喜のゴールは後半26分に生まれた。

 左サイドでボールをキープしていたマルケスが、逆サイドの隼磨へサイドチェンジのパスを送る。隼磨はパスの出しどころを探しながら、中央へドリブルでゆっくりと切れ込む。中央へ中央へ。どこだ。どこへ出す? いや、「打て~!」。期待に応えて左足から放たれたシュートは右ポストに当たってゴールへと吸い込まれていった。

よっしゃぁ~! 同点!!

 隼磨はこのミラクルゴールにも喜びを表現することなく、自分がゴールしたボールを抱えて黙々とセンターサークルへ走る。ボールをセットした後、ようやくゴール裏へ向かって手を挙げて声援に応えた。そうだ。引き分けじゃだめだ。勝たなくちゃ。
 
 広島はドローで良かったようだ。後半37分、交代を告げられたストヤノフはゆっくりと歩きながらピッチを出て行く。彼らに勝とうという気持ちはない。
 
 後半40分、坂田に代えてマイクが投入された。直後にヘディングでゴールを狙うが、ボールは惜しくも枠を外れた。マイクはピッチを叩いて悔しがる。
 
 流れは完全にマリノスのペース。3分のロスタイムも攻め立てる。しかし、あと1点が取れなかった。
 
 試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、小宮山はピッチに倒れ込んだ。勝てはしなかった。しかし、追いついてのドローは、気分的には勝ったようなものだ。スタンドからも拍手が沸き起こる。前半はまったく駄目だったが、後半は良く持ち直した。見ていて、力の入る試合だった。


試合終了。ピッチに倒れ込んだのは小宮山(右端)


試合終了直後、トレーナーを呼びスタンドへの挨拶もすることなくピッチを引き揚げる松田

 松田が試合後、スタンドに挨拶することなくトレーナーとピッチを早々に去っていった。ケガをしたらしいのだが、その後、服部との接触で左ヒザを痛めたということが判明。29日(水曜)の磐田戦の出場が微妙になってきたようだ。

※8月29日追記 オフィシャルによると「左膝内側側副靭帯損傷」で全治は8週間。意外に重傷だった。復帰は11月3日のナビスコ決勝か? 頼むぞ! 那須、勇蔵。勝ち抜いてくれよ。


引き分けなのでハイライト放送はなし

 ともかく負けなかったことは大きい。これで10試合続けて黒星なし。何だか期待の持てる展開になってきたぞ。

  ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

 にほんブログ村 自転車ブログへ←こちらも、よろしければもうひと押しを

コメント(0|Trackback()




 BD-1でチャリンコ通勤<8月28日=88>


横浜歴史博物館近くの小高いところにある公園にて。彼方に都筑まもる君が見える
 
 港北ニュータウンの歴博通りを走っていて気になっていた公園に行ってみた。
 
 周りはこれから開発が始まる感じのする更地。そのなかに唐突に土が盛り上がっている部分があり、そのピークに公園がある。階段のほかにスロープもあったので上ってみた。これが結構きつい(笑)。
 
 ピークにはベンチがいくつか置いてあるが、それだけ。一体どういうつもりで作られた公園なのだろう? 少し休んだりするために、あの階段をわざわざ上る人がいるとは思えないのだが。
 
 今日は蒸し暑かった。走っているときに受ける風は涼しいのだが、信号で止まると汗がポタポタ。それでも太陽が顔を出していないだけ、走りやすかった。

 ◆サイコンによる記録
       距離 42.48km
       平均時速 22.6km/h
       走行時間 1時間52分26秒
       最高速度 53.7km/h
       ※07年の通算 8101.81km
              ロード 4002.51km
              BD-1  3722.27km
              MTB  0342.03km
           ママチャリ  0035.00km


  ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

 にほんブログ村 自転車ブログへ←こちらも、よろしければもうひと押しを

コメント(0|Trackback()