お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 9月2、3日とサッカーのアウエー観戦を兼ねたロングツーリングに行ってきました。甲府、清水に続く3回目の企画で、今回はカシマスタジアムです。
 
 往路は輪行でつくばまで行き、霞ヶ浦を回って宿泊場所の鹿島神宮までの約63キロを走りました。
 
 試合は残念な結果に・・・。自転車で行くアウエー1泊ツアーはこれで3戦全敗となりました。あ~あ・・・。
 
 気を取り直して(アルコールの力で忘れて?)、翌日は午前6時過ぎに鹿島神宮を出発し、犬吠埼から九十九里と房総半島の海岸線を鴨川の手前まで走り、金谷からフェリーで久里浜へ渡って帰宅しました。この日の走行距離は245キロと自己最長でしたが、房総の平坦な道にも助けられて何とか走りきることができました。

 2日間の全行程で309キロ。体重は3キロ減りましたが、これを書いているときは、元に戻っちゃいました・・・。
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◆ツーリングレポは以下からどうぞ
霞ヶ浦を走る<その1>
霞ヶ浦を走る<その2>
房総を走る<その1>
房総を走る<その2>
房総を走る<その3>
   
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06年9月2日 カシマスタジアム
ナビスコ杯準決勝第1戦 横浜0-1鹿島 1万602人
アウエーゴール裏で観戦

 


初のカシマスタジアムでの観戦

 


ジーコ像。アウエー側のゴール裏近くにあった

 


金網で仕切られ、なおかつゴール裏の半分ほどしかなかったアウエー席だったが、大勢のマリサポがやってきた


 マリノスの吉田が前線で倒れたままだった。鹿島はマリノスの左サイドでボールを奪い攻撃に転じる気配だったが、選手が倒れているのを見て、ここでボールを外に出すだろう。アウエーのゴール裏のほとんどがそう思ったはずだ。
 
 ところが鹿島はそのままボールを回し、逆サイドの増田へとパスが繋がった。マリノスのディフェンスラインは手をあげてアピールしている。「お前ら、何でボール回してるんだよ。吉田が倒れてるじゃねぇか。出せよ!」。ゴール裏に怒号が響く。
 
 ボールは中央のフェルナンドへ渡る。マリノスは誰もプレッシャーをかけない。達也も鋭い反応はしない。マリノスの集中は完全に切れていた。
 
 前半22分、こうして鹿島は先制した。岡田主審は、吉田が倒れていることに気が付いていたのだろうが、プレーを続行させた。
 
 吉田はその後タンカで運ばれ、ピッチに戻ってきたときは頭に包帯を巻いていた。頭が切れて出血していたのだ。

 後で気がついたのだが、吉田と激突した岩政も頭に包帯を巻いていた。岩政がそのときピッチに倒れていたかどうかは知らないが、自分のチームの選手が倒れていたら、さすがに鹿島もボールを出したと思うが。
 
 賛否両論があるだろう。
 
 失点した側の水沼監督は試合後「フェアプレーの精神を考えれば、悲しい気持ちです。長年サッカーに携わってきて、プレーし、また外から見てきましたが非常に残念です」と言い、この1点で勝利をものにしたパウロアウトゥオリ監督は「われわれの選手たちの判断が一番正しかったのではないかと思います。世界ではレフリーが笛を吹くまでプレーを止めないということが徹底されています」とコメントしている。
 
 このシーンが失点に繋がっただけに「出すべきだった」とマリサポの多くは言う。我々は日産スタジアムで、ピッチに入った救急車で運ばれたルーカスを目の当たりにしている。私も「出せ!」と大声をあげたうちのひとりだ。しかし、それは明らかに松田、那須、栗原らの集中が切れ、失点の予感がしたからでもあった。

 得点は認められ、ゴール裏はあ然となった。「何でだよ」。コールの声も小さくなったゴール裏は、呆然として松田を始めとした選手たちの猛抗議を黙って見つめるしかなかった。「マツ、退場になるなよ」と思いながら・・・。

 しかし、しばらくして冷静になってみると、笛もなっていないのにセルフジャッジで集中を切らしたのはマリノスの選手たちの方だ。これは言い訳できない。それでも悔しい。ちくしょう、こんなチームに負けてたまるか。反撃しろ! 1点取れ!
 
 ハーフタイムで水沼監督は「このまま黙ってやられるな」と言ったそうだ。思いは同じだ。
 
 その言葉通り、マリノスは後半に入って猛攻を仕掛け、何度もゴールを脅かした。失点後からの浮き足だった雰囲気は消え、立ち直ってみせた。河合のループ、大島のヘッド、そして久保のオーバーヘッド。さらにはマイクの落としに久保が突っ込む。しかし相手の攻守にも阻まれ、ついにゴールを割ることはできなかった。最後の久保は左足だったし、決めて欲しかったけどね。
 
 「笛が鳴ってないのに集中を切らした選手のせい。だけどホームではフェアプレーで勝って借りを返す」。試合後、松田はこう言った。
 
 そうだ。我々は鹿島の選手が倒れても、ボールを出さずに攻撃するなんてことはしない。正々堂々と勝負する。そして勝つ。
 
 第2戦のマリノスはベストメンバー。ホームで2ー0の倍返しだ。

 それにしてもその後の岡田さんは、鹿島の選手が倒れるたびに流れを切って試合を止めていた。なぜ?


 カシマのアウエーは辛い。アクセスの悪さもあるが、スタジアムで名物料理を食べることができない。金網に阻まれ、アウエー地域から出ることは許されないのだ。メーンスタンドで販売されているハム焼き・ハム汁・ハムドック・常陸牛串焼き・奥久慈しゃも串焼き、メロンシュー・メロンパン・メロンプリン、うなトロ丼・麦トロ丼・温玉付き麦トロ丼、常陸牛弁当・ローズポーク弁当は食べられず、もつ煮のみがアウエーに許された楽しみな食べ物。あとはやきそばやたこ焼き・・・。弁当も売ってない。ビールは生しかなく、大が800円、中が600円。たけぇな。ビアガーデンみたいだ。
(もちろん指定席チケットならどこでも行けるが、今回はサポーターズシートで観戦)

 ゴール裏を除き、メーンもバックもガラガラだったんだけど、売れたんでしょうかね? 

 まあ、日産スタジアムも自由席チケットでアウエーユニ着ていたら、メーンもバックへも行けないけど、崎陽軒のシューマイ弁当は食べられるぞ。
   
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