遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

幸せの基準

2012-01-03 | Weblog
ゆっくりしている正月休み、ポツポツとやることもあるが、基本暇なものだから色々と考える。そのひとつに、「幸せ度」。ちょっと前に訪日されたブータン国王の国では、国民の幸せ度が相当に高い。決してGDPの金額が大きい国ではないが、それでも幸せらしい。それを自分に当てはめて考えると、以前に勤務していた外資の会社、確かにそれなりの給料はもらっていたが、かなりのストレスは同時にもらっていた。その当時は、毎月給料が相当残り、どこに旅行に行こうか?何に金を使おうか?と、今考えればずいぶん贅沢な悩みもあった。しかし、今の収入を見れば、給料は半減どころではない。しかし、以前ほどのストレスは無く、決して余裕のある生活ではないが、何とか食っていけるだけは稼いでいる。そうなると、以前ほどには何でも買える状況ではない。しかし、余計なものを買わなくなり、例え同じものを買ったとしても、その満足感はまったく違ってくる。ボルボやステージアを買った頃と比較し、今のライフを入手した時の方が、価格はまったく違うのに「ウキウキ感」が上に思う。まあ、その前のライフの「エアコン無しの夏」を考えるから、余計にウキウキなのかもしれんが。物質に満たされた現代では、「そのものの価値よりも、それを入手した時の気持ちの方が、満足感を左右する」と実感する。日本とブータンでは、当然レベルは違うだろうが。自分は、色々な遊びをやっているから、それぞれの遊びには当然制限が掛かる。でも、その限られた中で楽しめることはあるはず。経済的な話だけでなく、精神的なものも大きい。前述の仕事のストレスもそうだが、それ以外のプレッシャーも今は無いゆえの幸せ度が高いのか。自分のやりたかった仕事を20年もやり、今はもう「隠居」状態と思っているから、もう余計なプレッシャーはいらない。そうすれば、「遊び」に集中できるという塩梅だ。「お前はいつまで遊んでいるんだ?」と聞かれれば、「死ぬまで」と答えるだろう。「健康」であることが大前提であるが。あっ、いけね、健康診断に行かないとな。
そうそう、休みにTVでやっている番組。その中でも、「おおっ、これ面白い!」と思い熱心に見ているのが「池上彰の現代史講義」。昨日の「朝鮮戦争とその後」や今日の「ひとつのヨーロッパの夢」など、実にわかり易く、なおかつ勉強になる。何ごともそうだが、分厚い専門書をボンッと目の前に置かれたら気分が萎えるが、簡単にわかり易い言葉で聞けば脳に入り易い。いい例が、パソコンのハード&ソフトのこと。だから、説明書なんてろくに見ない、せいぜい「簡単セットアップ」なんていう、ペラぺラの小冊子くらい。世の中、知らなかったことが多いな~と実感する。大学の授業が、これほどわかり易かったら、もっと真面目に授業に出て、今の自分も違ってきたかもしれない。それにしても、彼池上さんは、教授の風格が出てきたように感じる。

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