遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

AMG C55

2012-01-24 | Weblog
仕事柄、軽トラックからレクサスLSやメルセデスS600まで、実にさまざまなクルマに乗る。しかし、AMGは今回が初めて。簡単に言うと、AMGはメルセデスのボディに大きなエンジンを載せ、足回りをそれに合わせて強化したもの。今回のC55は、メルセデスのCクラスにV8の5.6リッターという、素人が考えれば「ミスマッチ」なもの。スペックを見ると、367馬力・トルクが52.0Kgmという「とんでもない」数字。しかも、Sクラスに比べて車重が遥かに軽い。それに、新車価格が966万円と、自分のライフが9台か10台は買えるな。それで、ドライブしてみてどうか?といえば。エンジンがアイドリングで、すでに大排気量V8のドロドロドロというサウンド。「エンジン、でかいぞ~!」と主張している。でも、走り出しはアクセルの踏み込みに対して、「唐突な」スタートではなく、大人しい反応。同じ時代のCクラスに比べ、ステアリングはかなり軽い。日本車から乗り換えても、まったく違和感が無いフィール。100キロくらいまでの感じだが、意外と「おっとり」した印象。ただし、アクセルを思いっきり踏み込んでみたらどうだか?残念ながら、どうみても高いクルマを「思いっきり」踏み込むほどの「度胸」は持ち合わせていない小心者。それと、スタートした際に、すぐにエンジン回転が「頭打ち」になり、「あれっ?どうしたのかな」と思ったら。メーター・パネルに「Limitter 40Kmh」との表示。「ありゃ、これは!」と思って見ると、一本のレバーに「Limitter」の文字。「そういうことか」と、レバーを回せばリミッターの数字が上る。もしかして、完全に解除すると、「とんでもない」走りになるのか?怖いので、100Kmhにしておく。やっぱり、小心者だな。それでも、十分な加速は得られる大排気量の余裕を感じる。気が付いたのは、高速道での「つなぎ目」では、サスペンションの硬さから、ボディが左右に大きく揺れること。これは、慣れていないと不自然な感じ。ただし、その揺れはすぐに収束するのは性能がいいからか。ノーマルのメルセデスなら、こんな硬さはまったく感じないから、エンジンに合わせた「強化」を感じる部分。それで、同じようなV8の5リッターエンジンの以前にもドライブしたレクサスISFと比較してみたら。馬力はISFが50馬力以上も上でトルクは同じくらい。でも、エンジンの「パワフルさ」を感じるのはISF。40キロくらいまでは普通に走れるが、それを超え始めると徐々に「狼」の部分が出てくる。まあ、購入層がまったく違うでしょうね。どっちも、自分には関係の無い世界ではあるが。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿