遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

アウトバーン

2006-06-11 | Weblog
2000年8月のドイツは、まったく夏の北海道であった。 湿度が低く、さわやかな空気が仕事に来たのをすっかり忘れさせてしまう。 ドイツでの新製品内覧会へ来いというのでやって来たが、お盆のわざわざ航空運賃が思いっきり高い時期にやらなくてもいいでしょ。 こちらは、夏休み返上で来ているから、いろいろと文句を言う。 でも、小生のUAマイレッジ・メンバーカードは有効で、同じスターアライアンスのルフトハンザ航空ではアップグレードでビジネスクラス。 同行者も、これには大喜び。 やっぱりビジネスは楽ちんだ。 レカロのシートだしね。 小生も、最近は乗ることがなくなったので嬉しいが。 さて、今回は「せっかくドイツだからアウトバーンでしょ」ということで、チケットはフランクフルトまでで、そこからはレンタカーで約450キロ離れた目的地のケルンまでドライブして行くことにした。 夏休み返上だから、これくらいはいいでしょ。 借りた車はメルセデス・ベンツのA140のオートマ車。 アメリカ出張では、ほぼ100%レンタカーを借りているが、ヨーロッパでは初めてで、「オートマ車」と念押ししておかないと、ほとんどがマニュアルなので危ないとのこと。 左ハンドルのマニュアル車は、オーディオのB社に勤務した際にはよく乗っていたが、さすがに道が分からないドイツではちょっと心配だった。 それが、後になって「正解」と分かるのである。 空港からアウトバーンへは難しくなく自然に乗れる。 さあ、初めてのアウトバーンはどうだろうか? 3車線の道がまっすぐにず~っと続く。 周りの景色は、北海道そのままである。 さすがに最高速制限無しの道路、アメリカと違って路面が荒れていない。 最初は、右端の車線を100キロくらいで大人しく走っているが、「せっかくだから追い越し車線を走ってみよう」と、後ろからポルシェやら大型のベンツやらがあっという間に迫ってくる。 150キロ出していたが、そんなんじゃダメのようだ。 すぐに、また右端の車線へ。 でも、この小さなベンツ、良く走る。 そうそう、時々制限速度(キロ表示)がある場所がある。 工事区間などであるが、「こりゃドイツ人の感覚だな」と思ったのが「その数値」。 80Kmとあった場所は、絶対に80Kmまで落とさないと怖い。 日本なら、20~30Kmは余裕をみてもまったくOKなのだが。 これは注意が必要。 さっきから気になっていたことがあった。 ず~と同じ地名の出口標識が出ていて、「ずいぶん大きな街があるんだな」と同行者と話していた。 後でドイツ人に聞いたら、「それ、出口っていう意味だよ」。 ありゃ! 気がつけば、英語での表示がまったく無い。 先が不安だったが、何とかその日のうちにはホテルに到着。 夜遅くにレストランを探したが、なかなか開いている店が見つからない。 アメリカの乗りは通じないようだ。 やっと見つけたのが、中華料理店。 ここでもメニューがすべてドイツ語! 誰だよ、「ドイツじゃ英語で大丈夫」なんて言ったヤツは! 店の主人が台湾人で片言の英語がOK、助かった! 小生は英語と片言の北京語で何とか注文できた。 腹ぺこの我々には、醤油の味がシミ渡った。 この店には、滞在中に何度も通ったのは言うまでもない。  

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