遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

これに釘付け!

2012-01-30 | Weblog
つい先日ドライブした、えらく古いクルマ。ステアリングは細~い大昔のタイプで、もちろんエアバッグなんて無し、ウィンドウは手動のレギュレータでクルクル回すヤツ、それにどの樹脂部品も「プラスチック製」を強く主張する。年代モノなので、これらは「お約束」みたいなものだ。それで、釘付けになったのは、画のヘッドユニットである。クルマの年代に、非常にマッチしたいいデザインだ。これ、SONY製のXR-650Mk2というモデルで、もちろんコンパクト・カセット+FMラジオ+アンプの1ボディ型だ。XR-650なんて、実にいいモデル名じゃないか!もちろん、林道で爆走していた頃のダートバイクとまったく同じ名前なのだ。これは、テンションが上るね~。でも、ディテールを見れば、更に興奮してしまった。出力は、27W+27Wとある。ということは、2チャンネルのアンプを採用しているということ。現代の製品は、例えば27Wx4と表示するはず。これが時代の背景が分かる部分で、カーオーディオは、まだ2チャンネルが主流だった。そして、ボリューム・ノブの下には、高域&低域のレベル調整。カセットには、オート・リバースの表示、ドルビーNR(たぶんBタイプでしょう)、メタル・テープまで対応している。まあ、これは何を意味するかといえば、当時の高級品と分かるフィーチャー。このモデルの年式は不明だが、ナカミチに追従するレベルの製品には間違いないだろう。サウンドが聴けなかったのが残念である。いい時代のソニー製品のひとつだろうな。