明けましておめでとうごじます。本年もよろしく見てやってくださいな。
今年こそは、何も無いいい一年でありますよう、切に祈りたいもの。
まず信じないけれど、ある占いでは「運命の人が現れる」と。ほんまかいな?おっ、ほんまや!と、TVで見ている芸人の様にはならんだろう。
さて、年明けから大好きなJウィング誌の記事から。年末の仕事途中からの体調不良で、ろくに掃除もせずに自宅で身体休めをしていた。それゆえ、Jウィング誌をゆっくりと読む時間があった。この号は、スティルス戦闘機の特集以外にも、これも興味深い空自の次期輸送機XC-2のテスト記事もある。それで、この機の一番好きなアングルを撮った画がこれ。飛んでいる画もいいが、この地上で車輪を出して踏ん張っている画は、この機の用途を見せるたまらない構図。片側6輪x左右=12輪の主脚が出、前輪のダブルタイヤとともに、しっかり大地に立つ姿が実に凛々しい。これに、左右の大きなエンジンが写っている画もいいだろうな。前回、別の号で見た記事には、白地に赤のラインで、いかにも「試験用の機体」という感じだったが、今回の機体はライトグレー&ライトブルーの迷彩。実用機に近づいてきたのを思わせるカラーがいい。機体の強度不足の発見からの補強も施されている。現行のC-1と比べて、おおよそ3倍の積載能力がある大型機で、しかも新規開発なのだから、これはもうカット&トライなのだろうな。そういえば、この機体欧州でほぼ同時に開発の進んでいる、エアバス・ミリタリー製のA400Mとは、ほとんど同じ機体サイズらしい。しかし、あちらは短距離離着陸&不整地運用を重視し、こちらは速度&航続距離を重視と、基本的な要求要件が違うのが興味深い。実際、あちらのエンジンはターボ・プロップ(プロペラ機)で、こちらはターボ・ファン(ジェット機)。今までは、NPO等でC-1では航続距離の短さゆえ使えなかったが、配備されたらC-130Hの代わりにC-2として活躍さうるのだろう。これは、軍事力を誇示するのではなく、日本の航空機技術を披露しビジネスにつなげる意味で、大きな一歩になるだろう。入間基地の航空際で、この機体が見られる日も近いかな。