先日の埼玉某所でのフライで、＃３ロッドの比較を出来た。そこで感じたのが「同じ＃３でも結構違うな～」。実は、自分の＃３は、５本継ぎのパックロッドと呼ばれる、短く収納できるもの。そういうロッドの場合は、セクションの多さから通常ではアクションが硬めになる。しかし、自分のは結構しなやかに動くので、小さな魚が掛かった場合でも、魚とのやり取りがそれなりに楽しめた。ところが、てんちょから借りている＃３は、２本継ぎ。当然、ソフトなアクションは作りやすいのではあるが、それにしても「はるかに」スローなアクション。キャスティングが難しく、風の影響も受けやすい、またロングキャストも難しい、という問題はあるが、それがまたいい。すっかり、気に入ってしまった。池の釣り場の場合には、ＷＦ－５Ｆラインを巻いた＃４バンブーロッドがあるから、＃３ロッドでは、キャスティングの距離を考慮する必要が無い。＃３は川専用で割り切ればいいわけだ。どうせ、オートバイで出掛ける釣りはしないから、収納の長さは無視できる。やっぱり、渓流で楽しめるアクション＋軽量なのがいい。実際、借用中のロッドは、えらく軽量で、これなら一日振っていても疲れないだろう。「てんから」までは軽くは無いが、リール付きの強みで、ロングレンジで魚を引き出せる。あ～あ、これで１２月の月例会がさらに楽しみになってきた。
仕事で行ってきた長野県。途中で浅間山を望めば、すっかり雪化粧。手前の低山は、まだ秋の紅葉である。反対側を見れば、八ヶ岳は雲が掛かって見えず、少し行けば穂高連峰など北アルプスの高山はさらに雪がすごい。昔は、このシーズンが好きで、オートバイで秋景色の林道を友人達と、そして一人でと、楽しんだものだ。キンと冷えた澄んだ空気の中をオートバイで走るのは、実に気持ちが良かった。車で行くのとは、一味違う外の変化を肌で感じられる旅はいい。仕事ではあるが、今年は楽しめなかった「秋」を感じられ良かった。