街で、たまに見かける三菱ギャラン・フォルツァ。どこかで見たことがあるテール・ランプだなと前々から思っていたが。これ、レクサスのISシリーズのパクリじゃない?どっちが先だったかと考えれば、どっちだったかな?サイズまで同じようで、まさか共通部品か?と思えるほど。夜、走っていたら、区別がつかないかも。昔を顧みれば、まるでメルセデスのようなマツダ車や、BMWにかなり近いホンダ車もあったような。近頃の中国車に比べれば、「かわいいもの」かもしれないが。そういう意味では、是非上海モーターショウに行ってみたい。ものすごく面白いブログネタがありそう。数字だけをいえば、BRICsの中の4か国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の合計生産台数が、米国と日本の合計を2008年度は越えたらしい。でも、中身はどうだろうか?BMWもどき、ホンダもどきの衝突試験を見てみたいものだし、何より「みてくれだけの」車造りの「意識」を改革せねばなるまい。これは、車だけに限ったことではなく、すべての分野においての彼らの思考なのだ。私の専門分野だが、メーカーの社長のところにサンプルを要求してきて、しばらくしたら「まったく瓜二つ」の製品を送って来た。「うちでは、そちらと同じものを格安で製造できます」との話なのだが、チェックしてみたら、オリジナルの「足元にも及ばないレベル」だったそうだ。彼らは、製品造りに、どれだけの工夫をしているのか理解しない。「のようなもの」は出来ても、中身の部品レベルのひとつひとつが全然違うから、当然出来上がるものは「偽物」にしかならない。