まとまった技術情報にアクセスできなくて辛い話

最近諸事情によりVPNの勉強をしているのですが、参考書は手元にあったこれです。

	すっきりわかった!VPN (NETWORK MAGAZINE BOOKS)
	クリエーター情報なし
	アスキー

もう10年前の本ですね。
さすがに古すぎるので、改訂版を購入しました。本日到着予定です。

	すっきりわかった!VPN 改訂版 (すっきりわかったBOOKS)
	クリエーター情報なし
	アスキー・メディアワークス

Amazonで在庫なかったのでヨドバシに発注したのですが、今見たら復活していますね。

改訂版の改訂版を出して欲しいところですが、今のアスキー・メディアワークス角川にはもう技術書部門はない、と言ってもいいほどお寒い状況なので、期待できません。というか、ネットワークマガジンの編集部は間違いなくもうありません。
ほかの出版社でも、さしあたって該当しそうな本は見つけられませんでした。

新しい技術で、それなりに興味を示しそうな人が多い本は出版されますけど、VPNのようにもうある程度枯れてしまった技術をアップデートした本はなかなか出版されないということなのでしょう。へっぽこ技術屋であるところの私のような存在にはしんどい時代になってしまいました。
本というまとまった情報にアクセスできないのはつらいです……。
我らがSoftware Designの特集に期待したいところです。

Windows/OS X/Android/iOSがL2TP/IPsecクライアントをデフォルトで持っている時代なので、もう少し注目されてもいいんじゃないかなーと思いました。BYODどこいった。

えっ、Ubuntuですか？ とりあえず14.04でならL2TP/IPsecクライアントも動いていますが、それ以降はダメです。Ubuntuで使うならOpenVPNクライアントがいいです。極めて安定しています。サーバーは必ずしもOpenVPNでなくてもいいです。SoftEthrer VPNにはOpenVPN互換サーバー機能がついていますしね。SoftEther VPNはないと生きていけません。