シャープ、「GALAPAGOS」の目指す3つの進化～日本電子出版協会で講演

シャープ、「GALAPAGOS」の目指す3つの進化～日本電子出版協会で講演

まず誤りが一つ。
--引用ここから
　著作権保護の点では、違法コピーをした場合にもとをたどれる「フットプリント機能」を新たに搭載。記述フォーマットと配布用フォーマットがあり、違法コピーされたコンテンツについては、どの配布データからコピーしたかなどがたどれる仕様となっているとした。
--引用ここまで
「フットプリント」は現行XMDFが採用しているもので、新たに搭載したものではありません。なぜか手元にこのプレゼン資料があるので確認してみましたが、これは「これまでのあゆみ」の部分で紹介されているスライドなのでで、間違いありません。

あとは参加していないので何ともいえませんが、一応信用すると、DRMについて全く触れられていないので（すべてのスライドをチェックしましたが、全く言及がない）、目新しい情報は特になかった、といえると思います。
XMDFビューワは他社端末向けにも提供するといってますが、いくら読めたとしても品質が低ければ魅力が半減します。電子文庫パブリのようなことがないことを期待します。

5.5インチサイズのディスプレイが日本で有効なのはそのとおりだと思います。この前ジョブスが日本に来ましたが、何とも思わなかったのでしょうか。

あ、こんな記述もある。
--引用ここから
モバイルモデルは5.5型液晶を採用。米国発のKindleやiPadは小型の携帯モデルがないが、
--引用ここまで
なんというか、全く知識がない上に資料が読めない人をこういう場にやらしたらダメだろ、と思ってしまいますね。