株式会社 九天社
お知らせ
OOoやUbuntuの本を出版していた九天社が残念ながら破産してしまったそうです。
私自身は不幸にも(あるいは幸運にも?)何かを書いたことはありませんでしたが、オープンソースに理解のある出版社が減ってしまったのは痛手であります。
エクスメディアの倒産からまだ1年経っていないのですね…。厳しい世界ですな。
お知らせ
OOoやUbuntuの本を出版していた九天社が残念ながら破産してしまったそうです。
私自身は不幸にも(あるいは幸運にも?)何かを書いたことはありませんでしたが、オープンソースに理解のある出版社が減ってしまったのは痛手であります。
エクスメディアの倒産からまだ1年経っていないのですね…。厳しい世界ですな。
個人的にはちょっと違うな、とは思っています。破産して当然かも、と。
基本的に九天社の書籍、って「校正はデタラメ」=「編集が入らない」=「素人が書いた"まま"を製本して流通させる」と言うような「自主制作本」に毛が生えたようなレベルの本しか作って無かったんで「粗製濫造」と言った方がふさわしいと思っています。決して「オープンソースに理解がある」ワケじゃなかったのではないか、と。原則「持ち込み企画」をそのまま出版するような会社だったので。
例えば、旧・公式ページ見ると「社員が14人(注:編集者が14人、ではない)」しかいないのに毎月の新刊数の「バカみたいな多さ」見れば、ある程度実態を推測する事が出来ると思います。
キツい書き方すると、九天社のやってる事は「ブログの書籍化」とかそのレベルなんですよね。ただ、「ケータイ小説の書籍化」程度ならまだイイんですが、理工系書籍の場合致命的です。なんせ索引とかもデタラメなままで出版するんで、お話になりません。
多分、色々な意味で「購買者の信頼性」が損なわれた結果なんじゃないかな、とか思います。
僕も10冊近く(!)ここの出版社の本を買って、「買っちゃいけない出版社リスト入り」にせざるを得ませんでしたから。
まぁその結果が現れているのでしょうけど。