日経Linux 2019年 7 月号 | |
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今回は12ページほど書かせていただきました。
こんなに書くのが久しぶりで、ちゃんと書けるか不安だったのでリハビリがてらVirtualBoxの同人誌を書いたのはいい思い出です。まぁそっちはまだ出せていないのですが。
Ubuntu 19.04の変更点ということで、特にファイル(Nautilus)の挙動の変更について詳しく書きました。ここまで詳しいのはなかなか読めないと思います。Ubuntu(グローバル)のMLでもNautilusの挙動がわけわからんという投稿がありましたが、こうやって日本語でバッチリ読めます。やったね。
執筆のほかにも特集1のほぼすべての原稿に目を通して、気になるところは指摘しました。直っているのもあれば、そうでないのもあります。例えば36ページの図3はGNOMEのアイコンではなくYaru (Suru)のアイコンなので、例としては適切ではありません。
付録にmicroSDカードリーダーライターがついてくるのはなかなかの驚きでした。私も事前に写真を、Ubuntuオフラインミーティングで実物を見たので、非常にコンパクトでいいと思います。microSDカードはどこにでもありますしね。ただ残念ながらUSB 2.0ですので、速度が必要な場合は別なものを買ったほうがいいかもしれません。でもUSB 3.0だとここまでコンパクトなものはないですよねぇたぶん。
ほかにはJetson Nanoの記事とRaspberry PiをVLAN対応firewallにする記事が気になりました。Jetson Nano、私も買おうかなぁ……。
「読者から」ではEasyTagの記事を褒めていただいてありがたかったです。実は該当の記事を書いたの私はです。実際に自分で名寄せに使っているので、それをそのまま書いた記事なのですよね。実際自分が使ってますって記事は強いと思います。
あと「ライターから」は、この事実を知った直後に入ったはなまるうどんで書きました(笑)。
というわけで、読み応え、実用性バッチリの一冊に仕上がっていますので、お買い上げをよろしくお願いします!