いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Ubuntu Weekly Recipe 第337回 12.04から14.04へアップグレードする際に気をつけるべきこと

2014年08月13日 12時02分16秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第337回 12.04から14.04へアップグレードする際に気をつけるべきこと

私が書いたわけではありませんが、私の名前がたくさん出てくるのでご紹介。
こんなこともあろうかと、とある意図に基づいて一貫して記事を書いていたのだよ! と言いたいところですが、当然そんなことはありません。たまたまです。

SD6月号のLTSの記事は自分でもよく書けていると思うので、読んでいただきたいところですね。GDPではまだ買えるようです。

取り急ぎ、バックアップに関してはtrusty用のqt4-fsarchiverを作成しておきました。raringをtrustyにすれば、ほぼ同じ内容で行けるのではないかと思います。

私はUbuntuのいいところはいっぺんインストールしたらあとはdo-release-upgradeでアップグレードしていけることだと思っています。というかそうでないものを使う気にはなれません。現にテスト環境を除いて実機では常にアップグレードで、最新のUbuntuを使用するための新規インストールはしません。
もちろんそのためにはいろいろと気をつけていることがありますが、だいたい次のような感じです。
・最初からインストールしてあるパッケージはアンインストールしない。フォントとかどう考えても抜いても大丈夫な一部の例外はあり
・無闇矢鱈にパッケージをインストールしない。必要な場合はいったん仮想環境で試す。ビルド環境やテスト環境は分ける
・PPAは極力使用しない。もちろん自分でメンテナンスしている場合は除く。どうしても追加する必要がある場合は、ソースを持ってきて確認する。そもそもppa-purgeを使用しなければいけない状態になる時点でやばい
・パッケージのバージョニングには細心の注意を払う。335回に書いたとおり
というわけで、安定的に使用する場合はどうしてもパッケージに関する知識が必要になるのではないか、という結論になるんですよね……。
コメント
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