いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

オープンソースからMicrosoft Officeに再切り替え 山形県

2013年09月04日 22時30分56秒 | LibreOffice/AOO
オープンソースからMicrosoft Officeに再切り替え 山形県

オープンソースってなんやねんって感じですが、OpenOffice.orgのことのようです。
サポートサービスは特に利用していないのかなーと思ったら、アシストを利用していたようです。

ここで一つ言えることは、やっぱりL3サポートが必要ということです。L3サポートというのは、ソースコードレベルで修正を加えるサポートです。
書式やレイアウトが崩れるのがダメというのであれば、崩れないように修正すればいいんです。それをしないならFLOSSを使用する意味がないんですよね。この前OSC京都でも言いましたけど。
現に、プロフェッショナルサポートで修正することが多いのはそのへんだそうです。
それをしないのであれば、同様の事例はポコポコ出てくることでしょう。

Collaboraはワールドワイドでサポートサービスを開始すると発表しているので、実はL3サポートに一番近い企業なのかも知れませんね。

追記:
移行に関するホワイトペーパーも併せてお読みください。

追記(9/7)
Suse drops LibreOffice -- and helps Collabora pick it upにもう少し詳しいことが書かれていました。
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SUSEのLibreOfficeチームがCollaboraに移籍し、サポートサービス開始へ

2013年09月04日 00時36分25秒 | LibreOffice/AOO
Collabora and LibreOffice
SUSE Partners with Collabora to Deliver Commercial LibreOffice Support

MicrosoftのNokia携帯電話部門買収は大して驚きませんでしたが、こちらは驚きましたね……。
ちなみにCollaboraはイギリスにあるFLOSSサポート企業で、例えばPiTiViとかのサポートをやっているようです。どおりでどこかで聞いたことがあるはずです。
SUSEのプレスリリースにもあるように、最近SUSE(というかLinuxディストリビューターはどこもそうですが)はLinuxディストリビューションそのものとクラウドに投資をしていて、その中でデスクトップアプリケーションであるLibreOfficeはやや異質だったので、FLOSS(しかもデスクトップ関連)に強いCollaboraに移行するというのは、わりと自然のような気もします。
まぁでも驚きですよ。Ximianの頃から10年か11年かそのぐらい経ってますからね……。

余談ですがKubuntuのプロフェッショナルサポート開始らしいですよ。
Emerge Openという会社もイギリスみたいです。
いわずもがなCanonicalもそうですし、どうなってるんだイギリス……。
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