Turbolinux Client 2008
Beta3が出てるみたいですけど、Beta2をダウンロードしてあったのでこっちで。
FedoraとMandrivaの力を借りて、Ubuntu風にしたTurbolinuxという感じです。
OOoは入っておらず、SkypeとFlash PluginとAdobe ReaderとReal Playerが(Live CDに)入っていることが驚きました。
相変わらずGTKアプリケーションとQt/KDEアプリケーションが混在していますが、テーマが統一されておらず、見た目がいまいちです。
日本語入力はSCIMになってました。SKIMではありません。SKIMはパッケージとして用意されているようですが、skim-scim-anthyはありません。Knoppixをパクっているんでしょうか?
あと、scim-bridgeは使っていませんでした。scim-qtimmだったので、ちょっと驚きました。
アップデート用のGUIはなかった(メニューに登録されていないだけもしれませんが)ので、yumでアップデートしました。この辺は不親切ですね。
ソフトウェア一覧がありますけど、これはひどいですね。「簡易日本語かな漢字変換」とか、ソフトウェアを尊敬する気持ちが含まれているとはとても思えません。
とりあえず私の立場を横に置いておいたとしての評価ですが、やっぱり厳しいものにならざるを得ません。いったい誰が買うのでしょうか。
このディストリビューションでしかできないことって何もないんですよね。まぁTurbo自体は何も生み出していないので当然の帰結ですけど。
とはいえ、私の評価はたぶんTurboが置かれている現状よりは厳しくないと思います。がんばれTurbo(ぼうよみ