NovellはXimianとSUSEを買収して何をやりたかったのかさっぱりわからなかったのですが、Linuxの企業導入をやりたかったのですな。
この2社の買収によって全てのコマが揃うと。
現段階でディストリビューションからメーラー&スケジューラからメンテナンスソフトからひととおり持っているのはNovellだけなので、これは強い。
企業で使われるなら、たぶんKDEよりもGNOMEのほうがいいでしょう。シンプルですし。
XimianはOpenOffice.orgへの貢献も積極的です。いうまでもなく、オフィススイートは重要なキーとなるアプリです。
ただ、日本ではどうかというと、「日本語の壁」があるのでちょいと難しいのかなぁと思います。
かな漢字変換、フォント、印刷がぱっと思いつく「壁」ですが、これらも抑えないとちょいときつい。
ATOKやWnnにRICOHのフォントとか、商用のものを使用するという手もありますが、それだとあまりコストが下がらないですよね。
プリンタは、企業で使う分にはPSに対応したものならいいのかなぁ、どうかなぁというところですか。
参考URL:
Interview:どう攻める? NovellのデスクトップLinux市場向けの戦略を探る
「いずれMicrosoftにとって代わる日が来る」Novellが王座奪回に意欲
Novell、Evolution Connectorをオープンソースに
Novell がほしかったもの(kinnekoさんの日記)