「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

黒松内 北限の歌才ブナ林

2008-08-18 22:56:31 | 道南の山々
16日(土)野歩きの記録:
島牧村の狩場山に登る前日、黒松内の「歌才ブナ林」を歩く。ブナ林の北限として、昭和3年に国の天然記念物に指定され、今日に至っている。片道2キロほどの遊歩道の周囲に、樹齢200年というずっしりとした太い幹が威風堂々と立ち並ぶ。200年はブナの寿命だそうで、老人が人生を語りかけてくるような、深い森。


本州のブナより葉が大きく、幹がすくっと直立して下枝が少ないのも特徴とのこと。
風が吹き抜けると、木の葉が潮騒のような音色を奏でた。
開墾が進んだ平野部に奇跡的に残ったブナの天然林。賢明な先人の遺徳も感じた。

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2 コメント

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歌才には (樹生和人)
2008-08-25 22:04:21
歌才のブナ林、何年か前に家族で黒松内にキャンプに行った際、立ち寄ったことがあるのですが、その頃はまだ私は「樹生」クンじゃなかったので?、キャンプに精一杯でブナの森の空気を十分に記憶していません。
大きな、立派な森なのですね。
もう一度、行きたくなりました。
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キャンプ (ikuni)
2008-08-25 22:38:49
キャンプ場にはブナはなく、ホタルが飛んでましたね。
歌才ブナ林駐車公園前の入山口から入ると、天然記念物「歌才ブナ林」です。島牧村のブナ林は広大で世代交代も進んでいて若くてすくっとしてました。一方で、歌才は大老の風格です。10月20日ごろの黄葉が見たいと思っています。
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