「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

錦秋駆け降りる手稲山

2008-10-12 21:58:46 | 札幌・小樽周辺の山々
             (写真:手稲山の岩場から見た紅葉)

以前から手稲山(1023.7m)の紅葉が気になっていた。毎年10月になると、市内どこから望んでもこの山の紅葉が見て取れる。
「さぞかしきれいだろうな」と思っていた。我が家から最も近い1000m超の高山でもあり、ガソリン代の節約も兼ねて登ることにした。

「平和の滝」登山口は、車でいっぱいだった。100人は登っていただろう。
市民の山であることを実感。
紅葉が清流沿いに山裾まで駆け降りていた。

(写真:登山路の紅葉トンネル)

1時間半ほどで大きな岩が重なる斜面に出ると、見晴らしが大きく開ける。
針葉樹・トドマツの向こうに広がる広葉樹の森が、幾重にも錦秋の装いを重ねていた。

(写真:岩場から見た紅葉)


(写真:紅葉をズームして・・・)

気持の良い青空だが、低気圧が通過した後の強い風が低い音で大きく唸る。
寒くてフリースを着込む。
頂上までは急な岩場が続き、飛ばされないよう注意して進む。
山頂からは眼下に札幌のマチが広がる。
大都会と隣り合うスケールの大きな紅葉に、登山者の顔と顔が輝いていた。


(写真:手稲山の山頂、逆光で残念)


(写真:頂上直下にたくさん咲いていたマイヅルソウの実)






09時20分:平和の滝 登山口から入山
10時20分:布敷の滝
10時55分:岩場
12時00分:山頂
12時30分:下山開始
14時45分:登山口に戻る

※登山歴:
04年11月14日
05年06月18日
07年03月04日手稲山に登る
08年01月27日厳冬の手稲山



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