「安心・安全を求めて行動する会」と「ハーメルンプロジェクト」の2団体が、郡山市に要望書を提出するため同行致しました。
高田総務部長と佐久間危機管理課長が対応し、約1時間意見交換をすることができました。
【要望書】
一、郡山市の幼稚園、保育園、小・中・高の通学路ならびに公園の除染を早急に実施する。また、通学路の街路樹の伐採は学校の休日に行い、その日のうちに運搬処理及び清掃する。
二、郡山市の全農家の保有圃場の放射線量測定並びに土壌分析の為の費用を補助支援する。また、今後農業を営むためにも農地改良は不可欠であり、その為の研究への支援を行う。
三、給食の安全を守るために市内給食センター、学校ならびに行政センターに海産物、農畜産物及び主食である米の放射性物質の高性能測定器を早急に導入し、測定器の検査員を育成配置することを求める。毎回食材ごとの測定値を開示することを求める。
四、食品販売を行う企業などへの測定器の購入補助金などの支援を行う。
【要望趣旨】
東京電力第一原子力発電所事故によって、空気・水・土壌が汚染され、農作物・畜産物へとその汚染は広がり続けている。低線量被ばくの危険性が訴えられているにもかかわらず、いまだに内部被ばくの危険性はないがしろにされているため、無用な被ばくを強いられているのが現状です。販売消費されている食品においては、モニタリングによる検査のみで全ての農産物において検査が行われてはいない。ホットスポットの危険地帯がある以上、モニタリング方式だけでは安全とは言えない。こうした状況の中、市民の健康被害を最小限に抑えるため、何よりも未来を担う子どもたちの安全を確保することを強く望むものです。
以上の件につき、9月10日までにご返答をいただくよう要望する。