昨夕、衆議院特別委で教育基本法改正案が自民、公明与党の賛成多数で可決されました。タウンミーティングでのやらせ質問も調査解決していない中、改正案成立優先の政治日程は、いただけません。国民の理解や合意のないまま強引に事を運んでいる印象を受けてしまう。教育基本法改正のねらいは、国家主義の再来ともいわれ、まるで戦前に戻ったかのよう。多数決がいつも正しいとは限らない。それは歴史を学べばよく分かる。今、ひとりでも、ひとりから、声を出していきましょう。教育基本法の改悪には反対です。
11月10~11日、市川房枝政治参画センターの第6回講座を受けてきました。
10日は、「生活保護ー現状と対策」厚労省の課長補佐吉田さん。
11日は、「高齢者福祉ー自治体の状況と課題」地方自治総合研究所菅原さんでした。
会場は、新宿西口近くのカタログハウス建物内。平成16年度の総生活保護世帯数は、約100万世帯、その約半数は、高齢世帯となっています。過去9年間の伸びをみると、高齢世帯が増加率183.1%また不況の影響から、母子・その他(50歳代単身者等)世帯もそれぞれ167.0%、226.2%と増加しています。平成7年度から平成16年度の保護率で比較すると地域間格差も開いています。
平成7年度 8.2倍〔最高:福岡県、最低:岐阜県と富山県〕
平成16年度10.5倍〔最高:大阪府、最低:富山県〕
三位一体の政府の方針は、「地方にできることは地方に」としています。地方へ裁量拡大するなら、それに合わせて財源もしっかりと移譲しなければ地方も困ります。
また、05年度会計検査院の決算報告書によると総額約452億円の不適切会計処理が指摘されました。カラ出張、カラ雇用による裏金捻出。何と姑息なお役人の面々。
税金がどのように使われているのか調査することは、本当に引き続き大事ですね。
持続可能な社会を目指した事業等(リユース食器、スローライフ講座、農業、環境教育)に取り組むNPO法人「IIYO」主催の講演会が福島市であります。
目からウロコのお話がいっぱいです。近郊の方、選挙を済まして駆けつけて下さいね。
講演後、新しい自分に会えるかもしれません。
講師:高木 善之さん NPO法人ネットワーク「地球村」代表
「美しい地球を子どもたちに」
日時:11月12日(日) 開場13:00 開演13:30~16:00
場所:福島県教育会館 福島市上浜町 TEL.024-523-0206
チケット:前売り 1500円(当日2000円)
高校生以下 1000円
IIYOのHP http://www.diana.dti.ne.jp/kumaziro/
連絡先:090-7526-1140
11月4日の「杉原千畝の世界・特別講演会--私を救ったビザ」は、予想を上回る入場者でした。第一部のビデオ上映、第二部の講演会とも満席。用意した当日用案内書も途中から手渡しできず一部の方にはご不便をおかけいたしました。そんな中、感動の声もたくさん寄せられました。
66年前、杉原さんの判断と行動は、彼自身悩みぬいて出した結論でした。極限状況の中で、人命を救うことが正しい道であると信じビザ発行をしました。杉原さんの勇気ある行いは、今難問・課題だらけの時代に深い感動を与えてくれました。
私たちは過去の歴史からきちんと学ぶことを軽視してはいけないと思います。何故戦争のなったのか?何故止められなかったのか?今、何をしなければいけないのか?
身の回りで差別や虐待やいじめを受けている人はいないのか。勇気を持ってできることたくさん重ねたら自分の回りから変わっていきますね。人が変わり、暮らしも変わり、街も変わっていく。たくさん積み重ねましょう。
講演会へ協力してくださった方々、本当にありがとうございました。