5月14日(土)13:00 郡山教組会館
「 働く者の権利を守る 第82回メーデー集会」
連 帯 メ ッ セ ー ジ へびいし 郁子
2011年3月11日東日本大震災で、尊い人命を奪われた犠牲者のみなさまに心から哀悼の意を表しますとともに、地震・大津波・原発事故で被災されたすべてのみなさまに心からお見舞いを申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故と放射能汚染は、日本に世界に深刻な事態を引き起こし、地震後2カ月を経てもなお収束していません。
私は、震災以来「市民緊急会議」を何度も開き、震災被災者の支援、がけ崩れ対応、住宅・生活相談、がれき収集相談、水道管・道路補修等、支援物資集めといわき市への届け活動、急増する解雇問題対応、市議会対策本部及び県災害対策本部への市民要望集約と提出(避難所の女性支援対策)、また、福島原発40年ハイロアクション緊急声明・記者会見(3.25福島県庁)、経済産業省緊急要請行動・記者会見(4.5東京)などに取組んできました。
原発の放射能放出、水蒸気爆発、炉心溶融懸念など東京電力・政府の不十分な対応は多くの人々に先の見えない不安な日々を余儀なくさせました。放射能汚染という目に見えない、臭いもしない線量にどう対処したら良いのか、一番被害を受けやすい妊婦・子ども・女性への対策は万全なのかと不安を持った市民は多くいました。文科省が示した子どもも大人も同一年20ミリシーベルト基準は撤回し、放射能汚染にさらされる労働者の安全な環境対策を求めていきましょう。
3.11以後、私たちは被爆後の世界を生きています。「原発安全神話」は崩壊したのです。原発震災による放射能汚染は、最大の環境汚染であり「人災」です。4つのプレート上にあり、地震活動期に入っている日本列島で、原発を推進していくことは愚行です。エネルギー政策は、安全性においても経済性においても「脱原発」「安心できるエネルギーの拡充」に転換するときです。
地震後、雇用環境も経済環境もさらに悪化しています。危険圏内で電気・水道・ガソリンも断たれて屋内退避を余儀なくされた多くは、病人、障がい者、高齢者などの災害弱者でした。これ以上弱者ばかりが犠牲を強いられることは避けなければなりません。「あきらめない政治」の役割は重要であり、被災者被害者の生活生存権を優先させる柔軟な諸政策を実現させましょう。
私は、これからも働く者の生活と権利を守るため憲法を活かし、男女平等・平和と民主主義・人権・環境・福祉・教育等の充実を求めていきます。
働く仲間、市民のみなさん、団結を深めながら組織の枠を超え、国内外連帯の輪を広げ「脱原発」「核なき社会」実現に向かって進んでいきましょう。
講演 「原発震災との闘い」 石丸小四郎さん、吉田まさきさん、佐藤和良さん (写真は吉田さんからの避難報告)
5月15日(日) 東京オリンピック記念青少年センター 国際棟
1、 自治体情報センター 虹とみどり 主催
関東東京議員研修会
被災地からの報告
統一地方選挙で新しく当選したフレッシュな議員や経験豊かな議員の方々と一緒に笑顔でパチリ。
2、 みどりの未来 主催
大震災・原発被災後のビジョンを徹底討論!
![20115_128 20115_128](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/83/ca1544530d385710dc9783ba5edfb936.jpg)
会場の参加者に福島県の仲間と進めていたハイロアクションの経過報告やこれまでの脱原発運動の報告をしました。また、20ミリシーベルトに引き上げた基準値の問題提起と、全国で福島県の子どもたちのいのちを守って下さるよう、支援協力のお願いをいたしました。
ジルビアさんを囲んで。
ジルビアさんの日本滞在は福島・山形・大阪・東京などハードなスケジュール。記者会見も予定に入っています。
◆◆◆ユーストリーム録画をご覧ください◆◆◆
http://www.ustream.tv/recorded/14719194
『エコ⇒原子力からシフトする』
自然エネルギー100%は2050 年までにできる
●飯田哲也 (環境エネルギー政策研究所所長)
『フェア⇒震災「弱者」をつくらない』
仕事・住宅・生活・コミュニティのベーシックな保障を
●竹信三恵子
(和光大学教授 元朝日新聞記者 著書「ルポ雇用劣化不況」他)
<緊急・海外ゲスト>
『ドイツ緑の党 脱原発への道』
●ジルヴィア・コッティング=ウール
(ドイツ緑の党・国会議員 原子力・環境政策スポークスパーソン)
5月16日(月)10:00~16:00 議員研修
衆議院第二議員会館 第二会議室
10時40分~11時半 地域からのエネルギーシフト①
谷口信雄(東京都環境局自然エネルギー担当)
11時半~12時10分 「震災による特別交付税の影響」 総務省交付税課
13時30分~14時30分 「震災を受けて 減災のまちづくりへ」
三浦卓也(マヌ都市建築研究所)
14時45分~15時30分 地域からの自然エネルギーシフト②
再生可能エネルギーの全量買取制度など
環境省、経済産業省
15時半~16時 これからの地方自治
■参考URL━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口信雄さん
http://www.daiwa-grp.jp/csr/dialogue/19/
http://omsolar.jp/info/interview07.html
東京都の政策(太陽熱利用)
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/renewable_energy/solar_energy/sunrise/takeoff.html
東京都の政策(エネルギー政策)
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/renewable_energy/strategy.html
三浦卓也さん著書 それでも「木密」に住み続けたい
http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/39501213
総務省のHP(特例交付金の交付)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000110326.pdf