福島原発告訴団へのご協力に
地元告発人の一人として感謝しております。
東電旧経営陣に対する検察審査会への申立ての件で、
東京第五検察審査会は、本日午前
旧経営陣3人(勝俣恒久、武藤栄、武黒一郎)を「起訴相当」、
1人(小森明生)を「不起訴不当」の議決を発表しました。
私が、この嬉しいニュースを知ったのは、午後になってからで、
福島県庁午後5時からの記者会見に告訴仲間と
急いで駆け付け記者会見に参加することができました。
正直、東京検察審査会の決定がどうなるのかと少し不安でしたが、
まずは、吉報と受け止めています。
東京地検は、審査会の議決を尊重し真摯な捜査を行い、
怯むことなく事故の責任を追及すべきです。
事故から3年4ケ月経てもいまだに避難生活を続けている県民は、
10万人以上います。
また、仮設暮らしで心身共に病んでいる方も増えています。
史上最大過酷な福島原発事故の責任を取るのは、
大電力会社の経営者として極めて当然のことです。
収束作業、汚染水、脱被曝、除染、放射性廃棄物処理、
支援法等々、今後の課題も財政支出も半端じゃありません。
この現実を無視して、原発再稼働のエネルギー政策は、
狂気としか思えません。
これからもどうぞ福島原発事故の行方を見守りご支援下さい。
弁護団コメント、議決要旨等は、
以下のHPから見ることができますので、
ご覧ください。
福島原発告訴団 HP
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
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