今年度から、学校用務員さんの業務委託が新しい3年契約になりました。
官製ワーキングプアと言われている実態を報告します。
平成26・27・28年度郡山市立学校用務員業務入札等の結果が郡山市HPに掲載されています。
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/sangyo/nyusatsu/kekka/sonota.html
多くの用務員さんの給与は、200万円以下の年収です。それぞれの雇用形態も定かでは、ありません。
民間委託の用務員さんは、勤務先学校は変わらず、契約会社が変わる。
何年も務めて用務員経験のある方でも、新しい会社では、新人扱い。試用期間が2か月とか3か月あり、年休も昨年より少なくなった。
会社の違いにより給料が下がった人がいる。消費税が8%に上がったのに給料は月1万円も下がった。へこむ。
委託契約なので、法律上校長や教頭からの指示は、受けられない。でも実際は受けている。(法令違反)
また、全く指示がない職場もある。全部自分の判断で行うのみ。初めて勤めた方への研修もなし。(仕様書では研修あり)
職員会議にオブザーバー参加したり、教職員さんとほとんど交流がなかったりと、学校毎に対応がバラバラ。
子どもたちの成長に関わる大切な教育現場なのに変な状態が続いています。
変だなと思っても会社に言えない。言えば来なくても良いと言われそう-解雇につながる不安を抱えている。
若い人はこの給料では生活やっていけないし、希望も持てないっしょ。
教育委員会や教育委員は、この実態をどこまで知っているのでしょう。
民間委託の現場をしっかり調査していますか。改善点はありませんか。
教育委員会-委託会社-労働者
それぞれの契約関係は、基本的に平等です。弱い立場の労働者は、法律で守られていますが、知らない方が多いのです。
どんな法律によって守られているのか知る・学ぶことから始めましょう。
過労死や貧困死や自死を避けるためにも相談箇所を利用しましょう。
働く方が希望を持って働けるような体制を ともに作っていきましょう。
*用務員さんからの相談を受付けています。(秘密厳守)
T:024-925-3016まで。
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