へびいし郁子のチャレンジ 3

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「虹とみどりの会」

3月定例会3月6日本会議討論 市長等特別職、議員の期末手当引上げに反対

2023-03-06 | 日記

本日は、令和4年度補正予算関係議案等を採決する本会議が開催されました。
私は、虹とみどりの会として、市長等特別職、議員の期末手当引上げの
反対討論を行いました。

採決が分かれた議案の賛否は、次の通りです。
第1号 第14号 第15号 
 反対4(虹みどり1、立民1、共産2) 
 賛成31(志翔7、新政8、緑風4、自民3、公明4、立郡3、無所属1、国民1)

第11号 
 反対3(虹みどり1、共産2)
 賛成32(志翔7、新政8、緑風4、自民3、公明4、立郡3、無所属1、国民1、立民1)

第26号 第27号 (郡山総合体育官等の指定管理者の指定等)
 反対7(虹みどり1、共産2、立民1、立郡3)
 賛成28(志翔7、新政8、緑風4、自民3、公明4、無所属1、国民1)







**************以下討論文
虹とみどりの会として、
議案第1号  令和4年度郡山市一般会計補正予算(第11号)
議案第11号 令和4年度郡山市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第14号 郡山市議会議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に
       関する条例の一部を改正する条例
議案第15号 郡山市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案4件に 反対する立場で討論を行います。

議案第1号、第11号、第14号、第15号の議案4件は関連していますので、
一括して反対する意見を申し上げます。

 市長、副市長、教育長、代表監査委員、上下水道事業管理者、市議会議員の
期末手当を0.05月分引き上げることには賛成できません。
 新型コロナウイルス感染症や ロシアによるウクライナ侵攻等の影響で、
燃料費をはじめ あらゆる物価は高騰し、市民、企業経営者の多くは
苦しい日々を送っています。
私たち議員も市幹部特別職も 市民全体の負託を受けて仕事をする存在ですから、
市民全体の生活実態を精査し、貧困・病気・DV・不登校・自殺・少子化などの
背景や原因を探究し、
市民の生存権や幸福追求権が保障され 文化的な生活が送れるよう
市政を充実させることは、当然の使命です。
 元々年間230万円から412万円の期末手当を受け取り、
高報酬を得ている特別職や各議員が、
県の改定に準拠して、みずからの期末手当を引き上げるのではなく、
市行政を遂行する公務を担っていながら 
会計年度任用とされている職員、民間委託や指定管理者制度などで
外部化されている労働者の賃金、労働条件の実態を見つめて 
判断することが必要です。
特別職及び議員の期末手当1回分にも満たない年収で 
働いている方が大勢いるのではないですか。
この現状を変え、市民福祉の向上、貧困解消や格差是正、経済好循環を
図るために、市財政を投入することこそ、急務です。
それなくして、誰一人取り残されないまちの
SDGsやセーフコミニティの理念の実現は、ありません。

 また、私は、過去の定例会 2016年(平成28年3月、12月)、
2017年(平成29年12月)において、
「政治を決定する側にいる特別職や議員の手当引き上げを一般職員同様に
行うことには疑問がある。市長や議員など、みずからの期末手当増額を
当事者の一方が提案し、もう一方の当事者である議員が、
審議会等第三者の客観的検討もなく決めて良いのか、
また、給与だけではなく、期末手当や退職手当等もしっかりと審議できよう
条例改正をめざすこと」など、この場で何度も申し上げてきましたが、
品川市長の 一顧だにしない 頑なな姿勢は変わりません。
住民自治の基本や市民への説明責任を 尊重する私の訴えは、
市長の胸底には届かないようで、誠に残念です。
2023年3月現在、市長をはじめ特別職や議員の期末手当引上げに、
お手盛りと批判されても心から歓迎する市民は、果たしてどれだけいるのでしょうか。
みなさまの賛同をお願いし、反対討論を終わります。