へびいし郁子のチャレンジ 3

いのち優先 くらし見つめて こころ豊かな市民政治を

「虹とみどりの会」

平成22年 第1回 臨時会

2010-02-12 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、10時から臨時会が行われました。国の第2次補正予算に合わせて、23億6109万円の一般会計補正予算を審議しました。歳入:国庫支出金15億6965万7千円、県支出金622万9千円、財政調整基金繰入金5億5千万円、市債1920万円 歳出の主なもの:教育費21億570万5千円(89.1%) 緊急経済支援対策ですので、早急に進めて頂きたいと思います。議案調査、各常任委員会後、午後2時10分から再開した本会議で、私は従来から反対している「東部森林公園事業費」予算に反対討論を行いました。

≪討論文≫

議案 第1号 平成21年度郡山市一般会計補正予算(第7号)のうち

農林水産費(仮称)東部森林公園整備事業の補正予算1490万円に反対を申し上げます。

この事業予算は、国の地域活性化・きめ細やかな臨時交付金1020万円と市の一般財源470万円で管理車道舗装等工事を行うものと説明を受けました。

この事業の最大の問題点は、構想当初から全体予算規模を示さず進めてきたことです。

郡山の未来をつくる会は、平成149月議会で、この事業については、無理に進めないこと、市民全体のニーズ調査がされていないこと、費用対効果を考慮されていない点を上げ、反対をしています。そして毎年度、廃止縮小を求めきました。

平成166月議会、当時の藤森市長は、供用開始に向け事業を推進してまいりますと述べています。全体予算が不透明なまま、基本構想、基本計画、実施設計と年度ごとに引き継がれてきました。本当に推進しなければならない必要な事業なのかどうか、今事業仕訳が可視化されていますが、本市において後年度財政負担や利用状況・維持管理費はどうなのか財政面をしっかりと考慮されてきたのか疑問です。

昨年8月末総選挙で、政権が交代し民主党・社民党・国民新党の連立政権になり「コンクリートから人へ」「生活重視」と政策が変わりました。

去る210日、財務省から発表された昨年2009年末時点の「国の借金」は8715104億円で、過去最高を更新しました。国民1人当たりでは約680万円です。借金のうち普通国債など主に国民の税金で返済する「国の長期債務残高」は約604兆円です。09年度は、経済危機による税収減を受け、過去最大の53兆円の新規国債を発行する予定です。871兆円これ程の国の借金が増えた原因は何でしょうか。複雑な会計制度のもと、杜撰な財政計画や利用度を度外視した巨大建設事業・公共事業に借金を重ねてきた結果ではないでしょうか。

今や国民・市民は、国の交付金でやる事業だからといって簡単に賛成はいたしません。事業を進めた人たちが、誰も借金返済の責任を取らず、未来の子どもたちに私たち世代のつけ、負の財産を残す仕組みは、止めたり減らしたりしなければならないと良識責任ある市民は考えています。

みなさまに(仮称)東部森林公園事業に対する「郡山の未来をつくる会」の見解を再度申し上げご理解をいただき、反対討論を終わります。


ストップ!プルトニウム要望書 提出。

2010-02-10 | 日記・エッセイ・コラム

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1002_114         福島県庁2F 副知事室、控室で

2月10日(水)10時半、福島県内三団体と県民が集結し共同行動。三団体 1、脱原発福島ネットワーク  2、プルサーマルに反対する双葉住民会議  3、原発の安全性を求める福島県連絡会

脱原発福島ネットワーク要望書

福島県知事  佐藤 雄平 様                  2010年2月10日

 要 望 書

東京電力福島第1原発3号機でのプルサーマルへの対応と

福島県エネルギー政策検討会の提言の実現について)

(要旨)

1、  福島県は、運転34年を迎える老朽炉・福島第一原発3号機でのプルサーマル実施は認めないこと。

2、  福島県は、福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」の「エネルギー政策における原子力発電の位置づけについて」及び「核燃料サイクルについて」、「国の安全規制体制と事業者の取り組み等について」、これまでの検証結果を県民に説明し、県民の疑問に応え、県民の声を聞く機会を設けること。

3、  福島県は、福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」における、バックエンド対策、高レベル廃棄物処分の実現見通し、核燃料サイクルの経済性、高速増殖炉の実現可能性、使用済MOX燃料の処理などの問題点、および立地地域住民への配慮、徹底した情報公開、国民的議論の必要性、政策決定への国民参加、安全規制機関としての原子力・安全保安院の推進機関である経済産業省からの分離などの提言について、問題点が解決されず、提言も未達成である現状を直視し、国・事業者に提言の実現を強く求めること。

4、  福島県は、東京電力福島第1原発3号機用MOX燃料のうち、製造後10年以上貯蔵しているベルゴニュークリア社製MOX燃料の健全性と現在加工中のコジェマ社メロックス工場製MOX燃料の製造確認試験・性状検査等品質保証について、国・事業者に情報の公開を求め、原資料を確認・検証するとともに、製造後10年以上貯蔵し品質保証のないベルゴニュークリア社製MOX燃料の破棄を事業者に求めること。

5、  福島県は、国・事業者に対して、東京電力福島第1原発3号機の耐震安全性評価の提出を求め、新潟県中越沖地震及び静岡地震等最新の知見に基づき、専門家の意見を聴きながら、その耐震安全性評価結果を検証すること。


充実した日々 3

2010-02-09 | 日記・エッセイ・コラム

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2月8日(月) 「地方×国」政策研究会 衆議院第2議員会館 会議室 

1、事業仕分け 2、地方財政計画 3、地方財政計画② 4、地域主権、地方自治法改正 

福嶋センター長は、事業仕分けの意義・原則(完全公開、外部の目、理念の議論ではない)国民的な議論の広がりこそ大事、自治体における事業仕分けの進化の状況などいつものように熱く語られた。「事業の質をみていくこと」 

また、最後のまとめでは、民主党が使っている「地域主権」について、政治的なメッセージ方法には困惑している。権限を国と地方に分けるのは、あくまで主権者である国民住民であって官僚や党ではないことを認識することが重要です。また新しい公共についてもNPOや市民が官の下請け機関になるのではなく主権者として参画すべきと述べられた。


充実した日々 2

2010-02-09 | 日記・エッセイ・コラム

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2月7日(日)「みどりの未来」 第2回総会(東京)出席。 重点10政策討論会、ロゴの意見交換と投票など活発に進行。2009年度活動報告、決算、2010年度活動方針、予算、規約改正などの最後に香川県にみどりの知事を誕生させる決議案が採択されました。共同代表も増え、着実にさらなる活動展開が期待される総会でした。私も昨年に引き続き、全国協議会委員になりました。ふくしまや東北のみなさん仲間を増やし、一緒にみどりの未来を創っていきましょう!


充実した日々

2010-02-09 | 日記・エッセイ・コラム

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2月6日(土)知花昌一さん 講演会「普天間・辺野古、沖縄問題の歴史といま」  

知花さんは、沖縄県読谷村の村議、平和運動家。「沖縄問題」は沖縄の問題ではなく、日本の民主主義と主権にかかわる問題である---と。

1、地方には多くの人々に「見られたくないもの」が押しつけられる。  2、沖縄問題は、米軍基地問題  3、噴出する米軍犯罪 5514件(復帰後35年間の米軍犯罪)552件(凶悪犯)米軍犯罪が減らないのは屈辱的な「日米地位協定」。  4、この国の主権者は、誰なのか、米軍なのか。  5、米軍基地がなくても沖縄は生活できる。  6、沖縄に米軍基地を置き続ける必然性はない。   「住民のいのちと財産(自然・海)を守るのは、公務員の最大の仕事」「金で、自力のついた基盤は果たして作れたのか?」 ひとつひとつの言葉がズシンと胸に響いてとても重かった。 講演後、知花さんに挨拶したところ同じ「みどりの未来」の議員会員でもありました。