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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

関城跡(茨城県筑西市)

2010年03月13日 | 100名城以外の城館跡
■ 国指定史跡 関城跡



茨城県筑西市(旧関城町)にある『関城跡』を訪ねてみた。この関城は、戦国時代より前のもので、南北朝争乱の際、南朝方の中心的な城であったらしい。
因みに、関城町という地名(町名)は、関城に由来するとのこと。

城跡見学者用に設けられた駐車場に設置されている「案内図」であるが、方向音痴の私にはいまひとつ位置関係が分からなかった。








この城址碑のあるところに、「城址説明板」と「関宗佑の墓」が並んでいる。






いずれも「土塁跡」であるが、民家の敷地内にあるもので外からの撮影となった。
案内図を見る限りでは、城跡はかなり広いが、田畑や民家等になっており、遺構らしき遺構を見つけるのは大変そうであったのでさらっと流して見ただけである。






ここ『関城跡』には、他の城跡では見ることが出来ない「坑道」が発見されている。ここの売り物はこれだけかもしれない。

この『関城跡』は、国指定史跡となっている。しかし、往時を偲ばせる遺構は数少なく整備されてもいない。素人の私には魅力のない城跡である(というより城跡と
いう雰囲気すら感じられなかった)。そんな城跡にもかかわらず(あくまで素人の偏見)国指定史跡というのはどういうことなのだろうと色々調べてみた。その結果、
遺構の状態等の文化財としての価値からではなく、冒頭で触れたよう、南北朝争乱の際の城ということでだろうという見解を出しているお城ファン(セミプロ以上かな?)が
複数でした。ここに限らず、遺構の状態とは別の観点から史跡指定がなされるようで、私のような素人から見れば、なぜ、これだけの遺構がありながら町指定に
とどまっているのか、何でこの程度の遺構しかないのに国指定とはと、納得いかないことがしばしばですが・・・

散策日:2010年(平成22年)3月13日(土)         

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